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【新唐人2015年02月16日】世界最大のコンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニーの試算によると、2007年以来、中国の債務は4倍近くに増え、GDP比で負債が世界最大の国の1つになりました。

2007年の世界金融危機以来、多くの国は債務問題の解決を約束してきました。しかし8年後の今、世界の債務は57兆ドル増えて、200兆ドルに達しており、減少する兆しはありません。そのうち、アイルランド、シンガポール、ギリシャ、中国の債務が最も増えています。

ロイター通信 エドワード・ハダス

「前回の危機の主因は債務レベルが高すぎたことです」

債務の増加によって、7つの国が潜在的なリスクに直面する恐れがあるとマッキンゼーは警告しましたが、そのうち、中国は半分の債務が不動産です。

2007年以来、中国の債務は7兆4000億ドルから28兆2000億ドルに増加し、およそ4倍に増えました。GDPの282%に相当します。アメリカやドイツ、オーストラリアなどを超えて、対GDP比で負債が最も多い国の1つになりました。

ロイター通信 エドワード・ハダス

「債務は危機を招きます。中国は非常に深刻ですが、幸い中国経済はやや孤立しているので、世界への影響は限られます。ただ注意すべきなのは世界の利率が低いので、急速に悪化する恐れがあります」

中共は投資で経済を引っ張ってきました。その結果、不動産開発や地方政務の債務、および急速に拡張した「シャドーバンク」が負債を増加させました。不動産バブルと金融危機により、不動産開発業者や投資家が破産すれば、多額の負債が返済されなくなります。この点が最も懸念されています。

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