北海道から東北の沖合にある千島海溝や日本海溝で巨大地震が起きた場合の被害想定を国が初めて公表しました。最悪の場合、およそ19万9000人が津波で死亡すると想定されています。

千島海溝や日本海溝でマグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合、国は、北海道から東北の太平洋沿岸に、最大で10メートルから20メートルを超える巨大な津波が押し寄せると想定しています。

北海道のえりも町ではおよそ28メートル、青森県の八戸市ではおよそ26メートルの巨大津波が想定されるなど、岩手県中部より北の地域では、2011年の東日本大震災の時よりも高い津波が押し寄せるということです。

国と専門家は、千島海溝や日本海溝では、最後の巨大地震の発生から、すでに400年程度経過していることから、南海トラフ巨大地震や首都直下地震などと同様に、「発生が切迫している」と分析しています。

こうした中、国は、千島海溝や日本海溝でマグニチュード9クラスの巨大地震が発生した場合に想定される死者数などを初めて公表しました。

もし冬の深夜に巨大地震が起き津波が発生した場合には、屋根への積雪で建物が倒壊しやすくなり外への避難が難しくなるほか、路面の凍結や積雪でスムーズに避難できないことが見込まれ、死者の数は、最悪の場合、北海道でおよそ13万7000人、青森県でおよそ4万1000人、岩手県でおよそ1万1000人、宮城県でおよそ8500人など、合わせておよそ19万9000人にのぼると想定されています。

また高台などに避難できたとしても、およそ4万2000人が屋外で過ごすことによる低体温症で命を落とすリスクがあるということです。

内閣府は、「津波避難ビルやタワーの整備、建物の耐震化などに加えて、住民の避難意識を向上させることで死者を8割減らすことができる」として、地元の自治体とも連携し、具体的な防災対策を進めていくことにしています。
(2021年12月21日放送)

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