アメリカで「サル痘」の感染拡大への警戒感が高まっています。ニューヨーク州が28日、「公衆衛生への差し迫った脅威だ」と宣言し、サンフランシスコ市は緊急事態を宣言しました。
ニューヨーク州ではサル痘の感染者が1200人を超え、州当局は28日、「公衆衛生への差し迫った脅威だ」と宣言しました。「すべてのニューヨーカーを保護し、サル痘の流行を抑えることが目的だ」と説明しています。
サンフランシスコ市長「公衆衛生上の危機であり、緊急事態を宣言する」
一方、サンフランシスコ市は緊急事態を宣言し、ワクチンの確保など対策を加速させると発表しました。
感染者は今月19日には141人でしたが、28日現在、261人に急増し、改めて市民に警戒を呼びかけています。
(2022年7月29日放送)
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