FRBは15日、FOMC=連邦公開市場委員会を開き、政策金利を0.75ポイント引き上げると発表しました。通常の3倍にあたる0.75ポイントの利上げは1994年11月以来で、27年7ヵ月ぶりとなります。FOMCでは、政策金利の誘導目標を年1.50%から1.75%に引き上げることを賛成多数で決定しました。カンザスシティ連銀のジョージ総裁は、0.5ポイントの利上げを主張して反対しました。パウエル議長は前回5月会合後の記者会見で、6月のFOMCでは0.5ポイントの利上げを示唆していました。しかし、先週末に発表された消費者物価指数や期待インフレ率に関するデータを踏まえて、0.75ポイントの利上げを決断したと明らかにしました。また、FOMC参加者による政策金利の見通しでは、今年の年末に3.4%、2023年末には3.8%の水準を見込んでいます。パウエル議長は7月以降の利上げペースについて、次のように述べました。
パウエル議長「0.75ポイントの利上げ幅は、稀な大きさで、こうした利上げは一般的にならないだろう。現時点では、次回会合で0.5ポイントあるいは0.75ポイント利上げが最も可能性が高い」
また、コアインフレ率の見通しについては今年10月から12月期に4.3%の上昇を見込み、前回3月時点の4.1%から引き上げました。一方、実質GDP=国内総生産の成長率見通しは、今年10月から12月期に1.7%増として、前回のプラス2.8%から下方修正しました。

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