WHO=世界保健機関は天然痘に似た症状の感染症「サル痘」について、25日時点では「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」には「当たらない」と判断しました。
WHOによりますと、先月初旬以降、「サル痘」は50以上の国と地域で3000人ほどの感染が判明しているということです。
これまで感染が確認されていなかった地域に急速に広がっていることから、WHOは23日に専門家による緊急委員会を招集して協議を行いました。その結果、現時点では「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」には「当たらない」と判断したということです。
WHOに助言をした緊急委員会は、感染拡大の緊急性については一致していて、数週間後に再検討が必要かどうか注視すべきだともしています。
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