WHO=世界保健機関は、サル痘が国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態にあたるかを判断する緊急委員会を開くと明らかにしました。

 WHO・テドロス事務局長:「サル痘の世界的な流行は異常であり、懸念されるものです。そのため、緊急委員会の招致を決定しました」

 WHOは14日、今年に入ってサル痘の感染者が疑い例も含めて、39カ国で3000人以上、確認されたと明らかにしました。

 うち32カ国は新たに感染が起きた国で、ブラジルでは関連した死亡例も報告されているということです。

 WHOは国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態にあたるかを判断するため、23日に緊急委員会を開くと発表しました。

 緊急事態は、新型コロナウイルスでも宣言されています。

 また、WHOは近く「サル痘」という病名を変更する方針も明らかにしました。
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