「初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.13
~初代タイガーマスク40周年記念第3弾~」
2021年10月21日 東京・後楽園ホール大会

▼第3試合<タッグマッチ30分1本勝負>
ジャガー横田(ワールド女子プロレスディアナ)&井上京子(ワールド女子プロレス ディアナ
vs 倉垣 翼(フリー)&網倉理奈(アクトレスガールズ)

【試合の見どころ】

 ストロングスタイルプロレスのアドバイザーでタイガー・クイーンのコーチでもあるジャガー横田が、ディアナ総帥の井上京子と最強タッグを結成する。ほかのリングで組まれればメインイベントという豪華チームと対するのは、倉垣翼&網倉理奈組。こちらもジャガーによるマッチメークだ。ジャガーにパートナーとして指名された京子はストロングスタイル2度目の参戦。前回は7・29後楽園で、欠場者が出たため急きょ、ジャガーvs京子vsデボラKの3WAYマッチがおこなわれた。突発的な出場ながらも女子プロ黄金時代の主役でもあった京子の醸し出す迫力は健在だった。よって、今回も説得力十分のファイトが期待できそうだ。そんなジャガー&京子組に真っ向勝負を臨むのが、倉垣である。倉垣は女子レスラーの中でも1,2を争うパワーファイターと言っていい。2人まとめて担ぎ上げるアルゼンチンバックブリーカーは圧巻だ。ジャガーが倉垣のパートナーに選んだのは、意外にもアクトレスガールズの網倉理奈。プロレスと芸能の二刀流が基本線のアクトレスガールズはディアナのリングにも選手を参戦させており、そこでジャガーの目に留まったのが網倉だった。もともとは「アクトレスガールズをバカにしていた」というジャガーだが、試合を見るたびに評価に変化が生じていったという。それが第1試合出場の松井珠紗であり、ジャガー自身と対戦する網倉だ。まだまだキャリア不足の感は否めないものの、アクトレスガールズの中では比較的大柄で、なんといっても元気の良さが彼女のセールスポイント。ジャガーが抜擢した要因もそこにある。選ばれた網倉には男子の試合に挟まれた環境でいかに自分らしさを表現できるか。ある意味、この試合の主役にもなりえる存在だ。

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