岸田総理は、亡くなった安倍元総理の葬儀について「国葬」として実施すると表明しました。9月に東京・千代田区の、日本武道館で行うことで調整しています。
岸田総理
「この秋に『国葬儀』の形式で、安倍元総理の葬儀を行うことといたします」
岸田総理は記者会見で、今月8日に銃撃により亡くなった安倍元総理の葬儀について、秋に「国葬」として実施すると明らかにしました。政府関係者によると、9月に東京・千代田区の、日本武道館で行うことで調整しているということです。
「国葬」は吉田茂元総理以来となり、全額国費を想定しているということです。
また、岸田総理は今回の事件について「率直に言って警備態勢に問題があった」との認識を示しました。
一方、岸田総理はこの冬の電力逼迫に対応するため、最大9基の原子力発電所を稼働させる方針を明らかにしました。
岸田総理
「(原発)最大9基の稼働を進め、日本全体の電力消費量の約1割に相当する分を確保する」
岸田総理は夏の電力について、全国で10以上の火力発電所を再開させることで「安定供給を確保する見通しがついた」と述べました。そして、電力のひっ迫が予想される冬については、現在稼働中のものを含め、最大9基の原発を稼働させる方針を明らかにしました。
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