塩野義製薬は開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、効果を高めるために加える物質を変更すると明らかにしました。

 塩野義製薬は2日、開発中の新型コロナワクチンについて、新たな製剤で7月30日から臨床試験を始めたと明らかにしました。

 去年12月から臨床試験を始めましたが、中和抗体の値が十分に高まりませんでした。

 そこで、ワクチンの効果を高めるために加える物質を変えたところ、サルを使った試験で良好な結果が得られたということです。

 新たな製剤を使った7月以降の臨床試験は3000人規模で実施します。

 年間最大6000万人分の供給を想定していて、最終段階の試験を年内に始められるよう準備を進め、来年3月までの提供開始を目指します。
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