オウム真理教の後継団体「アレフ」が資産状況などの報告を怠ったとして、公安調査庁は活動を厳しく制限する「再発防止処分」を請求していましたが、きょうまでに、アレフ側から報告書が提出されたことがわかりました。

 「ドアを開けなさい、公安調査庁です」

 「アレフ」は、「団体規制法」に基づいて資産状況などの活動実態を報告する義務がありますが、ことし5月以降、行っていませんでした。これを受け、公安調査庁は活動を厳しく制限する「再発防止処分」を請求していましたが、きょうまでにアレフ側から報告書が提出されたため、この請求を取り消しました。

 一方、公安調査庁は、信者の序列など報告書の一部に不備があったとして、けさから、アレフの施設に対する立ち入り検査を行っています。(2021年11月19日13:01)

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