公安調査庁は、オウム真理教の後継3団体について団体規制法に基づく観察処分の更新を請求しました。

 公安調査庁は、オウム真理教の後継団体「アレフ」や上祐史浩代表が率いる「ひかりの輪」のほか、アレフから分派した「山田らの集団」を観察処分の対象とするよう26日に公安審査委員会に請求しました。観察処分は2000年以降、3年ごとに期限が更新されていて、請求は今回で7回目です。地下鉄サリン事件から今年で25年が経ちましたが、それぞれの団体の信者は国内だけで約1650人に上るとみられています。公安関係者によりますと、関連施設では麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚が今でも崇拝されているのが確認されています。
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