九州北部を襲った記録的な豪雨で大きな被害が出た福岡、大分両県では8日も、行方不明者の捜索や孤立集落での救助活動が続けられた。死者は両県で少なくとも計18人となり、福岡県では20人以上と連絡が取れていない。大分県では依然、500人超が孤立している。福岡県に5日午後5時51分に大雨特別警報が出されてから8日で、生存率が下がる目安の一つとされる72時間が経過。警察、消防、自衛隊、海上保安庁は1万2000人態勢で不明者の捜索に全力を挙げている。有明海に面した佐賀県などで8日、男女5人の遺体が発見された。県警などは被災地から豪雨で流された可能性があるとみて、身元確認を急いでいる。【時事通信映像センター】

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