アメリカ中西部イリノイ州のシカゴ郊外で4日、独立記念日を祝うパレードの最中に銃乱射事件が発生し、地元警察は、逃走していた容疑者の身柄を拘束しました。独立記念日を祝うパレードが始まったおよそ10分後に銃乱射事件が発生し、地元警察によりますと6人が死亡、8歳の子どもを含む20人以上が負傷しました。警察はおよそ8時間半後、事件に関与したとしてロバート・クリモ容疑者を拘束しました。単独犯で見物客を無差別に狙った可能性が高いとみています。アメリカでは相次ぐ銃乱射事件を受けて、先月、本格的な銃規制法が成立しました。ただ、殺傷力の高い銃の販売禁止など厳しい措置は見送られています。バイデン大統領は声明で、「まん延する銃暴力との闘いをあきらめることはない」と強調しました。
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