円安が加速しています。外国為替市場で、円相場は一時1ドル=134円台まで下落しました。

8日の外国為替市場では円を売ってドルを買う動きが一段と加速し、円相場は一時1ドル=134円台まで値下がりしました。

134円台を記録するのは、2002年2月以来、20年4か月ぶりです。

8日、日銀の黒田総裁は都内で開かれたイベントで「金融緩和を継続する」考えを改めて示したことなどから、利上げへの姿勢を強めるアメリカと日本との金利差の拡大が意識されました。

市場関係者は「主要国の中で唯一日本だけが金融緩和を継続する意向を示していて、今後も円安の流れは変わらないだろう」としています。

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