海外から帰国し、東京都内で自宅待機中だった人がオミクロン株に感染したことが分かりました。濃厚接触者の1人も新型コロナウイルスへの感染が判明して現在、オミクロン株かどうか確認が行われています。
小池都知事:「きょう、健康安全研究センターのゲノム解析で1例、オミクロン株の陽性が判明しました。今この方は、陰圧装置がある個室に入院されている状況です」
オミクロン株の感染者は都内在住で海外から帰国していったん自宅待機となっていましたが、その後、陽性と判明しました。
さらに・・・。
小池都知事:「疫学調査を行った濃厚接触者のうち、1人がきのう新型コロナの陽性であると判明しまして、さらに変異株かどうかの確認をしているところです。国と都と連携しながら、他の自治体とも連携しながら、何としてもでも抑え込んでいきたい」
これを受けて政府は・・・。
松野官房長官:「オミクロン株感染者は基本的に水際措置において把握をし、適切な措置につなげられているところであると考えております。いわゆる市中感染が発生したものとは考えていません」
それでもオミクロン株の感染は次々と判明しています。15日、厚生労働省は新型コロナのオミクロン株の感染者が検疫で新たに男女15人が確認されたと発表しました。このうち10人はイギリスとアメリカに滞在歴がありました。
15人は成田空港などから入国した20代から70代で、3人がせきなどの症状を訴えているほか、少なくとも11人がワクチンを2回接種済みでした。
濃厚接触者は同じ飛行機に乗っていた合わせて1091人に上ります。これで国内のオミクロン株の感染者は33人となりました。
そんななか、16日に3回目の接種にモデルナ社のワクチンを使用することが特例承認されました。
松野官房長官:「3回目の接種については本日、追加承認されたモデルナ社のワクチンを活用して8カ月を待たずにできる限り前倒しをすることとしています」
接種の対象は2回目の接種から6カ月以上経過した18歳以上で、接種する量はこれまでの半分となります。
第6波の予兆なのでしょうか。東京の16日の新規感染者数は30人で、9日の木曜日より13人増えました。30人を超えるのは先月11日以来、実に35日ぶりです。
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