アメリカの下院でおととし起こったトランプ支持者による連邦議会襲撃件に関する公聴会が開かれ、トランプ前大統領の事件への関与が議論されました。
米下院特別委員会・チェイニー副委員長:「議論の余地はない。議会を襲撃し警察官を襲った人たちは『選挙は不正だった』というトランプ氏の主張によって突き動かされた。トランプ氏が暴徒を集め、議会襲撃に火を付けたのだ」
9日に開かれた公聴会では、警備にあたっていた警察官などが当時の様子を証言しました。
調査にあたった議員からは一部の共和党議員が事件に何らかの形で関与していたことを示唆する発言も出ましたが、トランプ氏の関与を示す明確な証拠は示されませんでした。
調査を進めている特別委員会はこれまでにトランプ氏の側近や関係者から1000件以上の証言や文書を集めていて、これらをもとに今後、6回予定されている公聴会を通じてトランプ氏の事件での役割を明らかにしていくとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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