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兵庫県知事の側近幹部らが、告発文書の作成者の私的な情報を漏らした疑いが浮上しました。
県の元西播磨県民局長は、斎藤知事のパワハラ疑惑などを指摘した文書を作成。文書に名前が載る片山安孝元副知事や、井ノ本知明元総務部長らは、知事の最側近でした。片山氏は3月、斎藤知事からの指示で文書関連の調査を主導し、元県民局長から事情を聴いて、公用パソコンを回収。告発文書のデータを確認しています。斎藤知事によりますと、このパソコン内にある私的な情報を、片山氏や井ノ本氏らが県議らに漏えいした疑いがあるとして、県の人事当局が弁護士会などと相談しつつ、調査を検討しているということです。
(斎藤知事)「(片山氏らに確認したところ)『そういったこと(私的情報の漏えい)はないです』ということでした。もちろん私自身もそういったことは、関与も指示もしてないですし」
県の懲戒処分の指針では、職務上知り得た秘密を故意に漏らした職員は、処分対象となっています。
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