大分県別府市でおきた大学生2人死傷ひき逃げ事件で、遺族らは県警に対し容疑を「殺人」に変更するよう求める署名活動を10日からオンラインで始めました。
この事件は別府市で去年6月信号停止中のバイク2台に軽乗用車が追突し大学生2人が死傷したものです。県警は車を運転し現場から逃走した八田與一容疑者(27)をひき逃げの疑いで公開手配しています。(八尋記者)「きょうから始まったオンライン署名、午前11時の時点で賛同者は300人を超えています」遺族と支援団体は、捜査体制の強化に向けて県警に対し逮捕状の容疑を「ひき逃げ」から「殺人」などに変更するよう求め、10日からオンラインで署名活動を始めました。署名活動は3万人を目標としていて、午後6時現在、705人分が集まっています。
また、逮捕状の容疑の変更と合わせて、八田容疑者を警察庁指定の重要指名手配とすることも求めています。【遺族から寄せられたコメント】
「"世界で活躍する経営者になる"という目標を掲げ、青春を楽しみながら勉強に励んでいました。輝く未来を想像し、友だちと語り合い、私たち家族にも夢をよく語る子でした。いつも眩しいくらいの笑顔が印象的で、頭から離れません。わずか19年しか生きられなかった息子の無念さを考えると、逃げ続ける八田容疑者を許すわけにはいきません。罪名が単なる救護義務違反?故意に轢いて一目散に逃げているのに冗談じゃありません。罪名を聞いただけでも頭にきます。悲しくなります。たった一瞬で私たち家族の人生が崩れ落ちました。命の尊さ、命を奪った重大さ、取り返しのつかないことをしていまったと、きちんと八田與一に教えてください。私たちは必ず立ち上がり、そして前へ進みます。時効のない殺人罪への切り替えを求めます。皆さま、力を貸してください。署名へのご協力お願いいたします」
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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/obs/657008
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