台風5号は29日夜、九州に最も接近する見込み。
一方、関東はこれからの帰宅の時間、ゲリラ雷雨に注意が必要。
午後3時前の栃木・日光市では、突然降り出した激しい雨で用水路から水があふれ出し冠水していた。
29日も全国的に大気の状態が不安定となり、関東など各地でゲリラ雷雨が発生した。
日光市では、午後2時半ごろから1時間に50mm以上の雨が降るとされる雨雲がかかり、一時、大雨警報が出された。
アスファルトをたたきつける激しい雨。
傘があっても服がぬれてしまうほど。
街の人「滑っちゃうから大変。びちょびちょで」、「こんな土砂降りになるとは思ってなかった。いきなり」
関東では連日ゲリラ雷雨が発生し、落雷による停電や記録的な雨で冠水など被害が相次いで、このあとも注意が必要。
さらに、29日夜から注意が必要なのが台風5号。
午後2時ごろの鹿児島・種子島の海岸では、台風接近にともない海が荒れていて、岸壁に白波が次々と押し寄せてきていた。
市内では大粒の雨が降り出し、台風の接近にともない荒れた空模様となっている。
台風5号は、時速55kmと自動車並みの速いスピードで急接近していて、天候の急激な悪化に注意が必要。
夜には、鹿児島県や種子島にかなり接近する見込み。
また、30日にかけて、九州南部、奄美地方を中心に土砂災害や浸水、河川の氾濫などに警戒が必要。
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