7月26日、兵庫県明石市の泉房穂市長に対して「自作の銃で殺す」といった脅迫メールが届いていたことがわかりました。

 【脅迫メールの内容】
 「山上徹也を参考にして自作銃を作った こいつで頭や胸を何発も撃って殺す 死にたくはないよな?だったらさっさと辞職しろ」

 26日の午前5時半ごろ、自治体の問い合わせフォームに明石市の泉市長を脅迫する内容のメールが届いていたということです。文面には、安倍晋三元総理の銃撃事件を引き合いにする形で「自作銃を作った」「死にたくはないよな?だったらさっさと辞職しろ」などと記されていました。

 27日、泉市長は臨時の記者会見を開きました。

 (明石市 泉房穂市長) 
 「書かれている内容はもちろん身に覚えはありません。私の場合はおそらくかなりはっきりと物を言うタイプであり、賛成いただいている方もいますけど、そうでない方もおられるタイプの政治姿勢というかスタンスで来たものですので。こういったことがあると大変戸惑うのは正直ですね。安倍元総理の事件もありますし、私の場合は恩師の石井紘基さん(衆議院議員・当時)が20年前に自宅前で刺し殺された経緯もあり、他の方が思う以上に私としては正直怖さは感じます」

 警察は捜査を始めていて、泉市長の自宅周辺の警備を強化するとともに、差出人の特定を進めるということです。

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