ロシア国防省はウクライナからの穀物の輸出再開で合意した翌日に南部のオデーサ港を攻撃したことを認めました。軍艦や軍事施設への攻撃だと主張しています。
ロシア国防省は24日、高精度ミサイルでオデーサ港を攻撃しウクライナの軍艦とアメリカが提供した対艦ミサイル「ハープーン」の倉庫を破壊したと発表しました。
ロシアとウクライナは攻撃の前日に穀物輸出の再開に合意していて、オデーサ港も積み出し港のひとつに指定されていました。
今回の攻撃についてゼレンスキー大統領は、「蛮行だ」としたうえで、ロシアが約束を守らないことを示していると批判を強めています。
ウクライナ側は、穀物の倉庫に被害は出ておらず、輸出再開に向けた準備を続けるとしていますが、合意内容が履行されるか、予断を許さない情勢となっています。
(2022年7月25日放送)
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