江戸時代に起きた浅間山の大噴火で埋まった村の発掘調査が30年ぶりに始まりました。
浅間山のふもとにある群馬県嬬恋村鎌原地区では1日午前10時半ごろから発掘調査が始まりました。
1783年の噴火で「土石なだれ」が発生し、近くにあった鎌原村は集落の大半が一瞬にして埋まり、住民のおよそ8割にあたる477人が亡くなったとされています。
1979年から91年まで行われた調査では、住民の生活用品や逃げる途中に土石なだれにのみ込まれたとみられる4人の遺骨などが見つかりました。
嬬恋郷土資料館・関俊明館長:「30年前の発掘調査では鎌原村の一部分しか調査できていない。火山災害の歴史をつないでいくためにも鎌原村の(被害の)全容を明らかにしたい」
2回目となる30年ぶりの調査は今後6年かけて実施され、まずは鎌原神社周辺を中心に行われます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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