日本には富士山や浅間山、桜島など多くの火山が存在しますが、みなさんが想像しているような噴火とは桁違いな巨大噴火が想定されています。カルデラ噴火と呼ばれる噴火です。阿蘇カルデラや桜島北部に位置する姶良カルデラ、九州の沖に位置する鬼界カルデラなど、日本には多くのカルデラが存在しますが、もしも今、カルデラ噴火が起きると、九州の広い範囲を襲う火砕流や、大阪や東京でも数十センチ単位で積もる火山灰などによって合わせて1億人が死亡するという想定もあります。

カルデラ噴火は、桜島や阿蘇山、富士山、浅間山などの噴火とは全く違い、火口が10キロを超えることもあります。関東の箱根山もカルデラ噴火を起こしたことがあります。噴火による被害は、誤差が大きいですが、最悪の場合は、南海トラフ巨大地震や首都直下地震などとは比べ物にならないくらいの被害となり、国家存続の危機に直面する可能性もあります。

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