安倍晋三元総理大臣に対する銃撃事件で逮捕された山上徹也容疑者(41)のものとみられるツイッター。旧統一教会に対する恨みが多いなか、銃口を向けた安倍元総理を評価する内容の書き込みが相次いでいました。

■安倍元総理に言及“71件”…相次ぐ「評価」

 安倍元総理の銃撃事件から10日が経った18日も、現場の献花台では、多くの人が手を合わせていました。

 演説先までつけ回すなど、強い決意で銃撃したとみられる山上容疑者。

 山上容疑者のものとみられるツイッター:「オレが憎むのは統一教会だけだ。結果として、安倍政権に何があってもオレの知った事ではない」

 本人のものとみられるツイッターが開設されたのは、2019年10月。事件を起こすまでの1000日間、ほぼ毎日、投稿が行われていて、その数は1363件にも及びます。

 そのすべての投稿を分析したところ、最も多かったのは、旧統一教会、世界平和統一家庭連合を批判するツイート。安倍元総理の名前が出てくる投稿は71件です。

 その中には、意外にも安倍元総理を評価するような投稿が複数見られました。

 山上容疑者のものとみられるツイッター:「安倍政権に言いたい事もあろうが、統一教会と同視するのはさすがに非礼である」「安倍政権の功を認識できないのは致命的な歪み」

 これまで、山上容疑者は「安倍元総理がビデオレターを投稿していることなどを見て、殺すしかないと思った」と供述していますが、友好団体のイベントでビデオレターが流れた去年9月以降にも安倍政権の政策を評価していました。

 山上容疑者のものとみられるツイッター:「気になるのは『正社員から時給1300円の非正規』で生活保護やむなしって論調、だとしたら日本中に生活保護もらうべき人間どれだけいるのか。人手不足やら安倍政権でマシになったが、東京ですら最低賃金幾らか知ってるのか」

 また、映画やネット記事を楽しむような投稿も見られました。

 山上容疑者のものとみられるツイッター:「(ネット記事に対して)笑ってはいかんのだが笑ってしまう(笑)」

■献金苦しむ“信者2世”…300万円収入も「生活困窮」

 山上容疑者の投稿からも見えてくる、旧統一教会への強い恨み。献金に苦しんでいるのは、一般の信者だけではありませんでした。

 旧統一教会“信者2世”(20代):「報道でもあるつぼ、全部ありますし。3000万円って言ってた本もありますし。書籍すごくあるんですよね」

 女性の両親は共に信者で、合同結婚式で結婚したといいます。特に、父親は複数の市町村にまたがる「教会長」で、教団の幹部です。

 旧統一教会“信者2世”:「(Q.具体的にどういう仕事?)牧師さんですね。教壇に立ち、講義をする人。支社長みたいな感じです」

 父親は教団から300万円ほどの収入を得ていたといいますが、それ以上の献金をしていたため、家庭は困窮しました。

 旧統一教会“信者2世”:「入学金も、いとこのおじさんに出してもらってたり。普通のところだと借りられないので、金利が高いところで借りようとしてたんじゃないか。小学生の時に電話受けて、教会の人が『お母さんに30万貸してる』という連絡を聞くこともあった」

■「お母さん、ちゃんと聞いて」メッセージも…

 今回の銃撃事件発生後、女性は両親にメッセージを送りました。

 旧統一教会“信者2世”:「今回の事件を受け、祝福(信者)2世がどんな気持ちだったのか、お父さん、お母さん、ちゃんと聞いてほしい。こういう心情だなということは知ってほしいという話はしたんです。そしたら母は『ちゃんと聞かせて頂きます』」

 娘の気持ちを受け入れたかのように見えましたが、17日に来たメッセージには、次のような内容が書かれていたといいます。

 旧統一教会“信者2世”:「きょうになって『田中会長のオンライン礼拝やります』と言われ、意味ないなと思い…」

(「グッド!モーニング」2022年7月19日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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