「午後1時53分です。警備体制などを
 調査する警察庁の検証チームが、

 奈良県警本部に入りました
安倍元総理が銃撃されてから6日。
先ほど、奈良県警に要人警護の態勢や
 配置を見直す検証チームが到着しました。
当時の警察官の配置状況や
どのように役割が分担されていたのかを
確認していくということです

これまで現場検証では近くの立体駐車場の
壁の3カ所に弾痕とみられるものが
          見つかっていました。
発見されたのは発射現場から90m離れた
    場所で、高さは4㍍から8㍍の位置
この立体駐車場は、発砲場所と
安倍元総理の演説地点の延長上にあります。
奈良県警は弾丸の可能性のある
   複数の金属片の鑑定を進めています。
90㍍先の壁から弾痕が見つかるほどの
銃の威力について専門家はー
「本物の散弾銃と
 今回の一見粗悪な銃にしか見えないが
 全然変わらない威力を持っていた
 これは間違いないと思いますね
 散弾銃ですから弾が広がりますので
 周囲にいらっしゃった方々を
 殺傷した可能性も十分にある
そんな中 現場で救命活動に当たった
     奈良市消防局は無線記録を公表。
およそ50分にわたり緊迫した
    当時の状況が残されていました。
A「こちらにおいて高齢男性拳銃で撃たれ
  現在CPA(心肺停止)と思われます
B「内容は加害事故ですか?
A「拳銃発砲です 至急向かってください
無線記録から安倍元総理が撃たれた
3分後には心肺停止となっていたことが
           新たに分かりました
安倍元総理のすぐ傍にいた
奈良市の仲川市長は当時の混乱ぶりについて
「当時はこれが銃による銃撃だという理解が
 すぐにはできない状況だった
「前を見ますと総理がもう
 演壇からおりられて倒れられておりました
「本当に頭と気持ちと心が
 なかなかぴたりと上手に一致しないような
旧統一教会=世界平和統一家庭連合への恨みを募らせ、最後は安倍元総理に
   その矛先を向けた山上徹也容疑者。
「安倍元総理を狙って撃てば
死ぬかもしれないことはわかっていましたが
 どうしても統一教会が許せず
 そこにつがっている安倍元総理を
 散弾銃で撃ったのです
捜査関係者への取材で山上容疑者の母親が
生命保険金や土地など合わせて1億円近くを
旧統一教会に献金したとみられることが
新たに分かりました。
母親は2002年に自己破産しています。
これを受けきょう教団側がコメントしました
「2014年までの約10年間で
(山上容疑者の母親に)
 5000万円が返金されたということです
「どのような経緯で(返金の契約が)
 結ばれたかは不明ですが
 ご家庭の事情を
 鑑みてのことかと思われます

powered by Auto Youtube Summarize

おすすめの記事