大阪市西淀川区を歩く、大勢の警察官。
彼らは、警視庁の捜査員。
警視庁の捜査員たちが、神戸山口組傘下組織の事務所へ家宅捜索に入る。
7月2日、東京都内で男性が切り付けられた事件があった。
警視庁は、事件の背景に山口組の分裂をめぐる抗争があるとみて、関係先を家宅捜索。
特定抗争指定暴力団である、神戸山口組系の事務所などが家宅捜索の対象になった。
一方、長野・松本市にある、特定抗争指定暴力団山口組系の事務所は...。
捜査員「すみませーん、警視庁です」
警視庁を名乗り、ドアを開けるよう促す捜査員。
ところが暴力団側は、応じようとしない。
捜査員「ちょっと開けてもらっていい? 出てきてくれる? 説明するから」
対応しない暴力団に、捜査員は...。
捜査員「おい! 早く開けろ! 早く開けろ! いいから待たせんじゃねーよ。中で説明するからよ!」
ようやく扉が開いたのは、5分後。
捜査員20人ほどが、事務所の中に入っていった。
暴力団による抗争は各地で相次いでいて、全国の警察も警戒を強めている。
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