14年前の6月27日、金沢市内のアパートで当時22歳の男性が何者かに殺害されました。月日が経っても変わらない犯人逮捕に向けた想いを取材しました。
橋本清勝さん。22歳の希望溢れる未来は14年前、突然奪われました。
父親:
「すぐ捕まると思っていた、犯人が。それが1年経ち2年経ち…毎年この6月27日になると今年も捕まらなかったなぁ…。もう14年経った。僕らも14年、年とったし。だけど清勝は22歳のままで…」
2008年6月27日、金沢市久安2丁目のアパートで当時22歳の橋本清勝さんが何者かに頭を複数回殴られ殺害された事件。あれから14年、警察はのべ4万7000人の捜査員を動員し、およそ1550人から話を聞いてきましたが、今も犯人の特定には至っていません。
母親:
「清勝の無念を晴らしてもらうまで、検挙してもらうまでは元気で普通に暮らしていくのに一生懸命になっています」
犯人逮捕に向け、警察は6月21日、新たな情報を公開しました。事件当時、現場のアパートの駐車場で複数の人に目撃されていた『事件について何らかの事情を知っている可能性がある人物』の似顔絵です。
遺族や警察は26日、この似顔絵を掲げて現場周辺の街頭に立ち、情報提供を呼び掛けました。
金沢中署上野署長:
「少しでも関心を持っていただきたいという思いもあって似顔絵を公表しました。警察は全く諦めていない、一つ一つ捜査を前に進めていると思っている」
父親:
「似顔絵がひとつのきっかけとなって、『これ見たことある』ということで情報が1つでも2つでも多く集まることを期待しています」
母親:
「似顔絵をもとに必ず犯人検挙に結びついていただけると思って、今日は朝、清勝の仏壇にお参りして久安に参りました。必ず検挙されると信じていますのでどうかよろしくお願いします」
情報提供は金沢中警察署、076-222-0110で受け付けています。
石川さんLiveNewsイット https://www.ishikawa-tv.com/minnano_news/
（2022年6月27日放送）
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