焼き肉店の駐車場で、日本刀のようなものを振りかざして脅迫した男が逮捕された。

後ずさりする男性に詰め寄る男。

男性の顔を思い切り平手打ちした直後、日本刀のようなものを振りかざし、切りつけるようなそぶりを見せた。

白昼の駐車場で繰り広げられたこの事件で、男が逮捕された。

暴行の容疑などで逮捕されたのは、住所不定の須永五郎容疑者(45)。

指定暴力団住吉会系の組員。

事件が起きたのは、2021年10月。

埼玉・蕨市内にある焼き肉店の駐車場。

きっかけは、交通トラブルだった。

須永容疑者は、左手で被害男性の顔が大きくゆがむほど強く平手打ち。

この時、右手に日本刀のようなものを握っていた。

車からこの凶器を持ち出した須永容疑者は、男性の顔近くに振り上げ、「切るぞ」と脅したという。

被害に遭った男性「首元に突きつけられたり、振りかざされたり。正直、ワケがわからないですよね」

日本刀のようなものを首に突きつけたほか、大きな怒鳴り声を上げたという須永容疑者。

トラブルの原因は、被害男性の車のドアが、須永容疑者の車にぶつかったことだった。

被害に遭った男性「大きな声で(車の)ナンバーを読み上げて、“覚えたからな”と言った」

須永容疑者は、当時、女性と2人でいて、日本刀のようなものは「模造刀」だったという。

11日の逮捕を受け、被害男性は「やっとかという気持ち。もう考えたくもないようなことだったので。通報したことによって逆恨みされるのではということが一番怖かった」と心境を明かした。

警察の調べに対し須永容疑者は、「間違いありません」と容疑を認めているという。

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