深刻な財政危機に直面したスリランカが、国の「破産」を宣言した。

政府への抗議を続ける市民と警察との衝突が起きるなど、経済危機に直面し、政情不安が続くスリランカで5日、首相が議会で国の破産を宣言した。

スリランカは、外貨不足により燃料を輸入できず、国内在庫がほぼ尽きていて、燃料節約のため、全土の学校を休校にして、公務員に在宅勤務を求めている。

今後、IMF(国際通貨基金)からの支援を受ける予定だが、交渉は「より困難で複雑になる」としている。

こうした中、スリランカの大統領は6日、ロシアのプーチン大統領に、燃料輸入に向けた支援を求めた。

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