街頭演説中に背後から撃たれた安倍元総理大臣について、警視庁から最新情報を報告します。
(政治部・山木翔遥記者報告)
新しい情報が入ってきました。その後の捜査関係者への取材で、逮捕された山上容疑者は、殺そうと思ってやったなどと容疑を認めていて、さらに、政治的信条以外の安倍元総理の態度に不満を持っていたという趣旨の話をしていることが分かりました。
その後の捜査関係者への取材で逮捕された山上容疑者が、殺そうと思ってやったなどと容疑を認めていて、さらに、政治的信条以外の安倍元総理の態度に不満を持っていたという趣旨の話をしていることが分かりました。
そして捜査関係者によりますと、当時の警備は奈良県警の指揮の下、警視庁のSPが一人同行して警戒にあたっていました。
警視庁のSPの警護対象者は閣僚や自民党の幹部、それ以外にも安倍元総理のように、警護対象に指定された人にはSPが付きます。普段から出向く場所などに応じてSPの配置人数などを柔軟に変えているということです。
しかし体制なども含めて、都内と同じように警備するのは難しいのではないかと思われます。
さらに路上での警護の難しさというのもあります。
関係者によると、山上容疑者は銃のようなものを5メートルほど離れた場所から発砲しています。
今回は屋外、路上での応援演説です。となると、少しでも多くの人に集まって聞いてもらいたいという状況なので警護もより難しくなるはずです。
刃物などであれば取り押さえることも容易であったとは想像されますが、銃のようなものを発砲したということもあって、距離があって非常に遠くから襲うことができるので非常に警護も難しくなります。
さらに山上容疑者は元海上自衛隊員で、銃の扱い方というのも分かっていたとみられます。
そして、さらにその路上演説というのを狙った可能性もあるとみられます。
8日午後、警察庁が行った会見では、事案が発生してしまい警備態勢がされていたか確認・検討していきたい、十分だったかどうかも把握していきたいとしています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
powered by Auto Youtube Summarize