https://www.youtube.com/watch?v=crNVRDnT3P4
開催日:2022年1月24日(月)
時間:開演14:30~17:30
場所(会場):オンライン開催
主催:原子力国民会議
概要
00:00 主催者挨拶
03:27 挨拶:高市早苗(自由民主党 政調会長)
11:31 基調講演:豊田正和(日本エネルギー経済研究所 前理事長)─カーボンニュートラルの目標達成のための原子力に課される論点の提起─
49:56 パネル討論
●ファシリテーター:遠藤典子(慶應義塾大学)
●パネリスト:
◆国会議員:稲田朋美(原子力リプレース推進議連会長)
鈴木淳司(原子力規制特別委員長)
石川昭政(経済産業部会長)
◆学識経験者・立地地域首長:
有馬純(東京大学)
野瀬豊(高浜町長)
品田宏夫(刈羽村長)
02:49:19 パネル討論まとめ
一昨年10月、菅前総理はカーボンニュートラル達成に向け我が国の決意を宣言しました。
それは、原子力活用の立ち位置を根底から再考させるものでした。
カーボンニュートラルは、18世紀の産業革命をはるかに凌駕する世紀の大変革です。
そして、欧州委員会の「原子力エネルギーがグリーンであることを結論付けるEUタクソノミー」の動向とも関連し、人類が原子力活用を選ぶか否か、の問いを浮き彫りしました。
我が国がこの大変革に後れを取ると国力衰退の憂き目に遭うのは必定です。
欧州のEUタクソノミーが、原子力エネルギーがグリーンであることを決断した背景には、人類は原子力を選択する道を選ばざるを得ないという洞察があります。
我が国も、「我が国には原子力を捨て去る余裕はもう存在しない」という気持ちで、抜本的な原子力活用を再考する時が来ていると思われます。
この時、原子力の完結性を図るため、懸案事項になっている未解決の最終処分場や高速炉開発、あるいはSMRの開発などの諸問題に取り組み、解決のための方策について検討を進めていく必要があります。
また再稼働の促進や国民の原子力アレルギーをどう克服するかも、この際解くべき重要課題になります。
一方で、欧州などと異なった地理的・気候的制約条件により、我が国の再エネには限界が存在するのも事実です。
このような現実を踏まえれば、原子力活用で問題解決を図る以外の良策はないことを確認する時が来ているように思えます。
このような世界的動向と平仄を合わせ、「国の繁栄、カーボンニュートラルの成功、そのための原子力活用」という三段論法的認識に基づき、国会議員、地方自治体関係者などが一堂に会し、カーボンニュートラルの達成に向け、今後のアクションプランについて検討が望まれています。
この「中規模全国大会」はその場を提供するものです。
後援:エネルギーと経済・環境を考える会、核兵器廃絶・平和建設国民会議(KAKKIN)、青森地域エネルギー施設立地商工団体協議会、エネルギー問題に発言する会、日本原子力学会シニアネットワーク連絡会、福井県原子力平和利用協議会
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