イギリスのボリス・ジョンソン首相が7日、与党・保守党の党首を辞任した。首相への辞任圧力と進退に関する憶測が数日前から高まる中、BBCラジオの生放送中に、BBCのクリス・メイソン政治編集長が速報で、首相の辞意を伝えた。

ジョンソン首相は同日午後12時半過ぎ、官邸前で演説し、「議会の保守党が、新しい党首が必要だと考えている、その意思が明らかになったため、新党首を選ぶプロセスは直ちに開始する必要がある」と述べた。新党首と新首相が決まるまでは「自分が仕える」とし、「2019年の総選挙で保守党に投票してくれた皆さんに、感謝したい」と語った。

その上で首相は、「自分がこの数日、これほど激しく戦ったのは、自分が職にとどまりたかったからではなく」、保守党を支持し、自分の政府を信任してくれた有権者への「責務を果たすのが自分の仕事で、使命だと思っていた」からだと述べた。

複数の閣僚や閣外相が抗議辞任し空席だらけになった内閣について、ジョンソン氏は7日、辞任意向を伝達後、全閣僚の後任人事を決定したという。

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