新型コロナ感染拡大などの影響を受けて経済危機に陥っているスリランカで、市民らの抗議デモや閣僚の一斉辞任など混乱が広がっています。

 地元メディアなどによりますと、観光業を主要産業とするスリランカは、新型コロナ感染拡大などの影響で海外からの旅行者が激減し、外貨不足に陥りました。

 このため、石油や石炭のほか、食料や医薬品などの生活必需品を十分に輸入できず、市民の生活に大きな影響が出ていて、最大都市コロンボでは連日、抗議デモが行われています。

 こうしたなか、大統領と首相を除く閣僚らの一斉辞任が決まりました。

 ただ、その後も市民から大統領の辞任を求める声が上がるなど、反発は収まっていません。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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