淡路市のとある農家のおうちに想像を超えるツバメの巣の数が確認できたということで特別にご自宅にお邪魔させていただき調査してきました。
「巣は昔からあるわ」
「増えてきたわ」
淡路市にある和牛を飼育する農家「永田さん」のご自宅、倉庫として使う門長屋の天井には大量のツバメの巣が!
阪神淡路大震災の前後からできはじめたといいます。
かわいいですか?
「かわいいな。せやけどな、かわいいのはかわいいけど、子育てしだしたらここ糞だらけでな、掃除には困る。ははは」
数えた事ありました?
「いままで数えたことない」
ありすぎて永田(エイタ)さんも数えたことがなかったそうで、今回代わりに、勝手に数えさせていただきました。
じゃあ数えてみます 1、2,3,4,… 早送りして…
37個もあります。
みなさん、一度にこんなにものツバメの巣を見たことはありますでしょうか。
なんとその数37個。
そのうちいくつかの巣には卵があることも確認できました。
お母さん、37個ありました。
「37個あったけ?すごいな」
「子どもが飛んでいく時分に15くらいあったのは知っとるねんけどな」
37でした。
おば「あったけ。すごいな」
毎日飼育している和牛の世話をしながらツバメを見守っているという優しい永田さん夫婦。
「子供が大きくなったら楽しみで、こうやって見よんねん。こないして。この子大きくなったな、この子大きくなったなって。それ楽しみや。仕事せんとこないして、昼休みにこないして見よんのよ」
なぜこんなにもたくさんの巣ができたのか…
スタジオで解説します
なぜ永田さんの自宅にこんなにもできたのでしょうか。
『日本野鳥の会 ひょうご五百蔵(イホロイ)さんによると・・・』
①他のツバメに巣を見つからないよう場所につくる習性がある
⇒天井にある柱が仕切りになって目隠しされるので安心
②西海岸に近くエサになる昆虫が増える海や川が近くにある
日照時間が長いからエサを探す時間も長い
③そして3番もとても重要なのですが…
田崎さん、なんだと思いますか?
③正解は「永田さん夫婦の優しさ」なんです
・蛇よけやカラスよけをツバメのためにしている
・古い巣もそのまま残している
⇒古い巣があるとこの場所は安心して子育てができると認識
・ツバメを自分の子どものように見守っている
永田さん夫婦の見守る優しさがあるからこそツバメも安心してこの場所を選んでいる!!
ということのようです。
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