塩野義製薬は、開発中の錠剤タイプの新型コロナウイルスの治療薬について、厚生労働省に国内での製造販売承認を申請しました。承認を得られれば、国内企業として初めての軽症患者向けの新型コロナ飲み薬となります。

塩野義製薬は25日、開発中の新型コロナ治療薬について、条件付き早期承認制度の適用を求めた上で、国内での製造販売の承認申請を行いました。

この治療薬は、主に無症状や軽症の人向けの口から飲む錠剤タイプで、5日間服用します。

塩野義製薬が国内と韓国で428人を対象に行った臨床試験で、3日間投与した群では、偽薬を投与した群と比べて、4日目にウイルスを減少させる効果がみられたということです。

塩野義製薬は、今後もおよそ1200人を目標に最終段階の臨床試験を続けますが、一定の安全性と有効性などが確認できたことなどから、臨床試験が完了する前に、「条件付き早期承認制度」を活用した早期の承認申請を行ったということです。

承認されれば、国内で初めての新型コロナ飲み薬となりますが、塩野義製薬は、すぐに実用化できるよう先行して今年3月までに100万人分の製造を進めています。
(2022年2月25日放送)

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