きつい株の代表がソフトバンクとイオンです。
お伝えしたいことは２点
財務状況と株担保です。
基本編として、BS（財務諸表の貸借対照表）の基礎をお話してます。
バランスシートというのは資産・負債・純資産の３部門にわかれます。
負債が資産を超えてしまうと純資産がマイナスになってしまいます。いわゆる債務超過というやつです。
で、不景気のタイミングで、やばくなりやすい会社というのは、まず純資産がペラペラになっている会社。
固定資産が流動資産に対して大きい会社もやばいです。
ソフトバンクグループ（ソフトバンクG）の資産は３９兆円です。これは、金融機関を除いて上場企業で堂々第二位です。トヨタの次に大きい額ですね。莫大な資産です。
負債は３０兆円です。これもおそらくトヨタに次いで第二位だかと思います。
ソフトバンクグループの固定資産がそのやばさのヒントです。
投資している株は、決算のたびに洗い替えをするんです。
すでに日経平均は高値から約２０％下落しているんです。個別銘柄で言えばもっと下がってます。さらに投資の多くは海外なので、円高の影響をもろに受けます。
また、投資している会社は未上場の企業が多く、これらの評価は、誤解をおそれずに言えば適当に評価しています。黒字が難しいとなれば、一気に株式評価を落とさなければなりません。
それだけで、１２月から比較してどれだけの評価損が出るんだってことなんですね。
また、のれんや無形資産というのは、その資産性がないと判断すれば、「無価値」になってしまいます。これを「減損処理」って言います。
３月末までマーケットの暴落が続けば、ソフトバンクGの固定資産の価値は相当目減りしてしまうわけです。
そして株担保。
簡単に言えば、金融機関から５０００億程度を借りるのにソフトバンクグループ子会社であるソフトバンクの株式を担保に入れたってことなんです。
有利子負債で１５兆円もあるソフトバンクグループ（SBG、ソフトバンクG）が、たかが５０００億を調達するのに、保有株を担保にするんです。これどう考えたってやばいですよ。
以上が、今のソフトバンクに思うことです。
是非最後までご覧ください。
・暴落は終了？
https://youtu.be/_8fJGg893KM
・原油暴落の理由
https://youtu.be/s1PuzVVJrGI
・ＦＲＢって何者？
https://youtu.be/UgPqNouigwA
・日経平均どこまで下がる？
https://youtu.be/ZTn20KxOqus
・リセッションについて解説しています。
https://youtu.be/E5GnpjNdbV0
・これからの相場展望について解説しています。
https://youtu.be/xo6Dy3PMV9g
・為替の基本原理について解説しています。
https://youtu.be/CqxNIiCvjaQ
・日本製鉄の決算について解説しています。
https://youtu.be/8kVi_0ygbow
・ソフトバンクの決算について解説しています。
https://youtu.be/bDCp3gvJXpg
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