台風4号は、4日にかけて鹿児島県の奄美地方の西側を北上し、5日ごろに九州にかなり接近して上陸するおそれがある。

台風の湿った空気の影響で、3日、本州では局地的に大雨となった。

台風などの影響で湿った空気が流れ込み、3日は、西日本や東日本で局地的に雨雲が発達し、茨城・笠間市では7月として観測史上最大となる1時間に69.5mmの降水量を観測した。

愛知県や京都府でも、1時間におよそ100mmの雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が出された。

午後3時現在、台風4号は、奄美大島の西の海上をゆっくりとした速さで北に進んでいる。

4日は進路を東寄りに変え、5日ごろに九州に接近し、上陸するおそれがある。

4日の夕方までに予想される24時間雨量は、多いところで、九州南部で200mm、九州北部や奄美地方などで150mmとなっている。

土砂災害や低い土地の浸水のほか、強風や高波に注意が必要。

また、3日は東北を中心に強い日差しが照りつけ、福島市で36.8度、栃木・佐野市で36.2度など猛暑日となった。

東京都心では、正午ごろに35度を超え、観測史上で一番長い9日連続での猛暑日となった。

この記録的な暑さは、週明けからは落ち着くとみられるが、引き続き、熱中症や体調管理などに注意が必要となる。

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