通信大手のKDDIが運営するauなどの携帯電話サービスで起きた大規模な通信障害は、15時間たった今も復旧せず、様々な業種に影響が及んでいます。

KDDIによりますと、2日午前1時35分頃から、KDDIが運営する全国のau、UQモバイル、povoの携帯電話サービスで通話やインターネットがつながりにくい状態が続いているということです。今年3月末時点での利用者は、3097万回線に及びます。

KDDIは、原因は調査中で、復旧のメドは立っていないとしています。

この通信障害で、KDDIの回線を使っている楽天モバイルの一部でもつながりにくい障害が起きています。

また、ヤマト運輸では、利用客が荷物の配達状況を確認するシステムが更新されず、ドライバーから届け先に携帯電話での連絡もできないということです。

一方、岐阜県に本店を置く大垣共立銀行では、店舗外に設置された221台のATMのうち190台が、2日の営業開始時点から利用できなくなっているということです。

京成バスも、バスの位置情報や遅延情報など一部の情報がWebサイト上で正常に表示できなくなっているということです。
(2022年7月2日放送)

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