最新ニュース 3度目メンフィスの浦井健治、初登場の海宝直人…新たな『王家の紋章』が開幕
https://www.youtube.com/channel/UCPln6MgOKbyff8iJBqE34fQ?sub_confirmation=1 ミュージカル『王家の紋章』の公開ゲネプロが4日、6日に東京・帝国劇場で行われ、メンフィス役の浦井健治・海宝直人、キャロル役の神田沙也加・木下晴香ら公演メンバーが登場した。

同作は、1976年から現在まで連載が続き、累計発行部数4,000万部を誇る同名漫画を原作としたミュージカル。『エリザベート』『モーツァルト!』などの人気作を手がけるシルヴェスター・リーヴァイが音楽を担当し、2016年、2017年と上演を重ねた。

エジプトで大好きな考古学を学んでいた16歳のアメリカ人・キャロル・リード(神田沙也加/木下晴香)は、少年王・メンフィス(浦井健治/海宝直人)の墓を暴いたことから、古代エジプトへタイムスリップしてしまう。しかし、考古学の知識と現代の知恵で"ナイルの娘""黄金の姫"と呼ばれ崇められるようになり、メンフィスからも求愛を受ける。一方で、メンフィスを愛する異母姉・アイシス(新妻聖子/朝夏まなと)や、キャロルの英知と美しさにほれ込み、彼女を奪おうとするヒッタイトの王子・イズミル(平方元基/大貫勇輔)の思惑も複雑に絡み合っていく。

4日の公開ゲネプロには初演、再演、そして今回と3度目のメンフィス役を務める浦井が登場し、堂に入ったマントさばきや殺陣で、同じく3度目のイズミル役となる平方とも息の合った戦いっぷり。初のキャロル役となった神田は天性のヒロインっぷりを見せ、初演・再演のキャロル役から今回アイシス役となった新妻は、作品愛から来る深い演技を見せる。ほか、植原卓也(ライアン役)、岡宮来夢(ルカ役)、前山剛久(ウナス役)、綺咲愛里(ミタムン役)、山口祐一郎(イムホテップ)ら、若手からベテラン勢まで集結し物語を盛り上げた。

6日は、今回初のメンフィス役となった海宝が迫力のある美声を響かせ、キャロル役の木下と新たなペアを見せる。アイシス役の朝夏は弟への愛を情感たっぷりに歌い上げ、イズミル役の大貫はダンサーらしい身のこなしで、日替わりでウナス役からルカ役となった前山剛久とのかけあいも。この日は前山とWキャストでウナス役を務める大隅勇太に加え、シングルキャストの植原、綺咲、山口らが続けて場を引き締めていた。

公演は東京・帝国劇場にて8月5日~28日、福岡・博多座にて9月4日~26日。

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