きのう夜、新宿・歌舞伎町のホテルで63歳とみられる女性客1人が死亡した火事で1階のフロント付近が火元とみられることが分かりました。
きのう午後6時半ごろ、新宿区歌舞伎町の「ホテルまつき」から火が出て地上5階、地下1階建てビルの1階から3階延べおよそ100平方メートルが焼けました。この火事で、2階の室内から宿泊客とみられる63歳の女性1人が救助され病院に運ばれましたが、煙を吸ったことによる一酸化炭素中毒の疑いで死亡が確認されました。出火当時、ホテルには関係者の家族3人と2階の客室の女性客1人だけがいてオーナーの家族が1階のフロントから火が出ているのを見つけたということです。
火事から一夜明けた現場の前では、焼け爛れたあとや時折物がこげた匂いがしています。朝から警察と消防による実況見分が行われ、1階の入り口や壁面が黒くこげ燃えカスが見られました。
警視庁と消防庁では出火原因を調べると共にこの火事で亡くなった63歳の女性の宿泊者の身元を調べています。
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