26日午前11時ごろ、東京都調布市富士見町の住宅街に、5人乗り軽飛行機が墜落した。軽飛行機と民家3棟、車2台が炎上し、操縦士を含む男性2人と民家の女性の計3人が死亡した。また軽飛行機の男性3人と現場民家の女性2人が負傷し、病院に運ばれた。警視庁は業務上過失致死傷容疑も視野に捜査を始めた。運輸安全委員会は航空事故調査官3人を現地に派遣した。
 警視庁によると、軽飛行機は調布飛行場から離陸した直後、約300メートル離れた民家の屋根に接触し、バウンドして2軒隣の民家に墜落した。
 軽飛行機が墜落した民家は半壊し全焼。女性1人が遺体で見つかった。死亡した男性2人は操縦士と軽飛行機の前列に乗っていた別の男性1人。負傷した男性3人は後部座席に乗っていたとみられる。男性1人は煙を吸い込み重い症状という。
 軽飛行機の所有会社は福生市の「ベルハンドクラブ」。午前10時から午後4時半の間に、東京・調布と伊豆大島の間を訓練飛行で往復する予定だった。
 国土交通省によると、軽飛行機は単発プロペラ機「パイパーPA-46-350P」。飛行計画では調布飛行場を午前10時45分に離陸し、1時間かけ伊豆大島に行く予定だったが、実際には10時58分に離陸した。機体は飛行場の南約2キロに墜落した。
 現場は京王線西調布駅の北東約700メートルの住宅街。

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