結成13年目を迎えたAKB48に、初の外国籍選抜メンバーが誕生した。グループの楽曲総選挙「リクエストアワー セットリストベスト100」が20日、東京ドームシティホールで行われ、夜公演で3月14日発売の新シングルの選抜を発表。台湾出身の馬嘉伶(ま・ちゃりん=21)が初選抜に入った。
馬嘉伶の顔と名前が画面に映された瞬間、場内はどよめきが起き、馬は両手で顔を覆った。「本当に、あの…なんか、初めての選抜で、今すごく緊張してます。(入ると)思わなかった。一生懸命、頑張りたい」。たどたどしい日本語での決意表明だったが、ファンから激励の拍手にようやく笑顔を見せた。
馬は台湾在住のころからAKB48ファンで、15年に台湾でのAKB48オーディションに合格した。「おったまげー!」「涙がちょちょ切れる」など、チームメートに教わった時代遅れの日本語を武器に、バラエティー番組で活躍。故郷台湾にTPE48結成が発表されても「私はAKBで成功したい」と退路を断って日本で活動を続けていた。横山由依(25)は「お菓子を作ったり、動画の編集とか頑張ってたもんね」と努力に拍手を送っていた。シングル曲のセンターには岡田奈々(20)が選ばれた。
日刊スポーツ
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