『ザ・バットマン』 2021年劇場公開(全米:2021年10月1日予定、3D/2D/IMAX公開予定)

 日本時間8月23日に開催された【DCファンドーム】第1弾『ホール・オブ・ヒーローズ』内で初めて解禁された映像に、日本語字幕版が到着。

 解禁された映像は、クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』シリーズや、昨年の『ジョーカー』を彷彿させるような不穏で不気味な音楽に包まれている。謎めいたせりふが多く、物語の全容はまだ明らかにされていないが、バットマンの象徴であるバットスーツや、さまざまな機能が搭載されたバットマンが愛用する特殊車両・バットモービルなど、ファンを熱くさせるおなじみのガジェットは本作でも健在。

 またバットマンへの挑戦状には、“君とボクで謎解きをしよう”“正義を気取るなら―ウソはなし―見て見ぬフリをした代償は?”とあり、未知なるヴィランがバットマンを阻む敵として登場するようだ。

 誰もが憧れる王道のヒーローだけでなく、ジョーカーのような“悪”のカリスマ性を持った魅力的なヴィランが登場することもDCの魅力のひとつ。敵対するヴィランにも注目が集まる。

 監督・脚本を務めるのは、新『猿の惑星』シリーズで注目を集めたマット・リーブス。新バットマン/ブルース・ウェインには、『ハリーポッター』シリーズ、『トワイライト』シリーズ(主演)、9月18日公開の『TENET テネット』にも出演するロバート・パティンソンが大抜てきされた。

 そのほか多くのキャラクターの解釈を一新。ペンギン役にコリン・ファレル、リドラー役にポール・ダノ、キャットウーマン役にゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役にジョン・タトゥーロ、そしてお馴染みのアルフレッド役とジェームズ・ゴードン役には、アンディ・サーキスとジェフリー・ライトがそれぞれ演じる。

 『ホール・オブ・ヒーローズ』トークセッションに登場したマット・リーブス監督によれば、ミステリーの要素が色濃く、バットマン誕生の物語ではなく、若き日のバットマンの物語。人気ヴィランたちもまた、ヴィランとして完全になる前の姿を描くとのこと。

 また本作に影響を与えた作品としては、『チャイナタウン』(1974年)、『フレンチ・コネクション』(71年)、『タクシードライバー』(76年)に代表される、1970年代の“リアルなストリート”を題材にした作品を挙げており、『ジョーカー』を彷彿とさせる内容も垣間見える。

監督:マット・リーブス
脚本:マット・リーブス マットソン・トムリン
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライトほか

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