日本最大級の歓楽街、新宿歌舞伎町にあるビルの屋上で、43歳の男性が暴行を受け死亡しました。事件が発覚したきっかけは、近くのビルから犯行の瞬間を見ていた女性の110番通報でした。

 歓楽街のビルの屋上で・・・白昼堂々・・・暴行・・・。27日、新宿・歌舞伎町のビルの屋上で氏家彰さんに暴行を加え、死亡させた疑いで関口寿喜容疑者(26)と少年2人が逮捕されました。

 現場となったのは、新宿区役所の向かい側に位置するビル。この屋上です。人目を避けた犯行だったのでしょうか・・・。暴行が行われていたのは、11階建てビルの屋上です。被害者と容疑者らがいたのは、この限られたスペース。当人たちしか知り得ないような状況です。

 ところが、27日午後2時45分ごろ、暴行を目撃したという通報が入ったのです。暴行が加えられていたビルからおよそ80メートル離れたビル。そこから女性が、暴行現場を目撃していたのです。

 暴行を目撃した女性:「ビルの屋上で人が殴られている」

 女性は110番通報。警察官が駆け付けると、意識不明の氏家さんが倒れていて、その後、死亡が確認されました。

 警視庁によりますと、目撃者からの通報を受けて駆け付けた警察官が現場近くにいた関口容疑者を見つけ、取り押さえました。

 面識があったという関口容疑者らと氏家さん。関口容疑者らは、事件が発覚するおよそ7時間前に氏家さんを囲みながら現場ビルへと向かう様子が周辺の防犯カメラに映っていたということです。

 警視庁の取り調べに対して、3人はいずれも容疑を否認しています。

 暴行を加えたのは、逮捕された3人以外にもう1人いたとみられ、警視庁は行方を捜しています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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