出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 ひめDON!「“みかん王国”復権への道」[字]
今年3月、“みかん王国・愛媛”に衝撃が走った!▽かんきつ収穫量が2位に転落…西日本豪雨の爪痕はいまも▽災害から3年目の収穫・大三島と宇和島でみかん農家に密着
詳細情報
番組内容
愛媛がドンドン好きになる「ひめDON!」今回は収穫を迎えた「みかん」がテーマ▽今年3月“みかん王国”愛媛に衝撃のニュースが!半世紀近く守り続けたかんきつ収穫量1位の座を奪われて2位に転落▽原因の一つが2018年に起こった西日本豪雨・3年目の収穫期を迎えた11月、“みかん王国”の復権を目指して奮闘する人々を取材▽大三島では新参者が復権の鍵を握る!?“愛媛みかん発祥の地”はプライドと現実の間で…
出演者
【キャスター】首藤奈知子ジャンル :
ニュース/報道 – ローカル・地域
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
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次回の「みみより!くらし解説」
テーマは、こちらです。
松山市内のスーパーに やって来ました。
見てください!
西宇和に
こちらが 宇和島・玉津 明浜地区。
更に 更に 興居島とですね
愛媛が誇るみかん
たくさん並んでいます!
しかし 今年3月
私たち 愛媛県民にとって
衝撃的なニュースがありました。
40年以上 守り続けてきた
かんきつの生産量 首位の座。
それが 2位に転落したのです。
その大きな原因は 3年前の西日本豪雨。
みかんなど およそ300ヘクタールの
かんきつ畑が被災しました。
県内各地では
みかん王国の復権を目指そうと
新たな動きが始まっています。
被災から3年目の収穫を迎えた
今を見つめます。
今治市大三島。
温暖な気候で
みかんの栽培が盛んな地域の一つ。
ここは みかんの栽培研修園。
地元のJAが 管理・運営しています。
たまにね これをね
これぐらいで切る人がおる。
収穫方法を教わっているのは
県外からやって来た 若者たちです。
今年2月に愛知県から
移住してきました。
去年まで トヨタ自動車の関連会社で
技術者として働いていた 菅さん。
研修制度を知って
以前から憧れていた農業がしたいと
大三島にやって来ました。
初めての収穫。
どれを取ったらいいのか
見分けるのは難しそう。
結構 青いな。
こうやって見たら やっぱ 青いな。
まだ意外と青い。
菅さんのように
他県からやって来た人たちを
2年かけて みかん農家に育てるという
プロジェクト。
その背景には 農家の高齢化があります。
島内のあちこちには 耕作放棄地も。
研修では
そうした畑で 再び収穫できるように
開墾作業も行っています。
慣れないことばかりですが
みかん農家になるためには
大切な仕事です。
こういうふうに道を作っていって…。
開墾した畑の一部は
菅さんたちにも 貸し出される予定です。
移住して 1か月がたった頃。
菅さんは 指導員に
ある場所に案内されました。
3年前の西日本豪雨では
大三島のみかん畑も
大きな被害を受けました。
高齢のみかん農家の中には
畑の復旧を諦める人も
少なくありませんでした。
菅さんは この時 初めて
被害の大きさを知りました。
大三島では
JAと行政がタッグを組んで
新しい生産のしかたについて
模索しています。
その一つが 被災した畑を
土砂崩れに強いものに作りかえる
再編復旧。
整備した農地は JAが借り受け
将来的には
新たな担い手に引き継ぐ計画です。
もう こういうやつも落としちゃいます。
再編復旧の完成は 4年後。
菅さんたち 県外からの移住者が
復旧した みかん畑の担い手として
期待されています。
11月。
菅さんは 初めての収穫を終えました。
菅さんが いつも畑に持ってくる
水筒があります。
そこには…。
お~!
♬~
宇和島市の住宅街。
みかんを育てて40年になる
清家 明さんです。
清家さんの畑も
西日本豪雨で 大きな被害を受けました。
土砂崩れで 家も失った清家さん。
畑から 車で40分の場所に家を借りて
息子夫婦と暮らしています。
ああ すごい すごいな!
この山あいの場所で 清家さんは
みかん農家を営んできました。
この一帯は 江戸時代に
愛媛で 初めてみかんが栽培された
愛媛みかん 発祥の地。
3年前の豪雨は
このみかんの谷も 例外なく襲いました。
10ヘクタールあったみかん畑は
その4割が 土砂崩れの被害に。
更に 集落の半数の住居が倒壊。
清家さんの家も 半壊の状態になりました。
清家さんは
自分の家を解体しました。
♬~
かつて自宅が建っていた場所。
清家さんは 今も 市街地の借家から
毎日 ここに通っています。
以前と同じように
土砂崩れを免れた畑で
みかんの栽培を続けているためです。
10月。
あれから3年目の収穫の時を迎えました。
復旧作業に追われ
去年までは
みかん作りに専念できませんでした。
今年になって ようやく
満足いく出来に戻ってきたといいます。
一方で ずっと頭を悩ませているのが
住居の問題です。
集落では 土砂崩れを食い止める
砂防ダムの建設が始まっています。
再び豪雨が発生しても
家が押し流されないよう
7か所に建設される予定です。
2年後には 完成する計画ですが
工事が始まっているのは
まだ2か所だけです。
毎年のように起こる大雨の被害。
清家さんは 将来の住まいについて
家族で話し合う機会が増えました。
僕は 思ってます。
ちょっと また…
う~ん… まあ そりゃ…
ただ あの~ どうしてもな…
まあ もし…
今年になって
清家さんが新たに始めたことがあります。
みかんの接ぎ木と呼ばれる作業です。
丈夫な種類のかんきつの木を台木にして
集落に生えていた みかんの木の枝を
移植します。
これが新しい みかんの苗木になるのです。
土砂崩れで失われた
みかんの木を取り戻すため
清家さんは 400本の接ぎ木を行いました。
実をつけるのは 3年後です。
せ~のっ!
♬~
♬~
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♬~
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