日本大学の田中英寿理事長が逮捕された脱税事件を巡り、末松文部科学大臣は、大学側に説明責任を果たすよう改めて強く指導することを明らかにしました。

 末松文部科学大臣:「今回の理事長逮捕という事態を受けて早急に法人幹部の来省を改めて求め、法人内での徹底した調査、説明責任を果たすように改めて強い指導をしたいと思う」

 末松文科大臣は、30日の閣議後の記者会見で、「公共性が極めて高い学校法人において、元理事が2度起訴されたことに加えて、今回は法人を代表する理事長個人が逮捕されたことは極めて深刻な事態である」としたうえで「捜査に全面的な協力をし、法人自ら、真相究明の調査を徹底的に行い、2度とこのようなことが起こらないような改善方策を早急に策定して直ちに実行に移すことが不可欠である」と述べました。

 また、田中理事長の進退については「内部でしっかり議論をするのが筋である」と話し、日大の内部で検討すべきだという考えを示しました。
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