出典:EPGの番組情報
徹子の部屋 滝藤賢一[解][字]
~4児の父で愛妻家!個性派俳優の素顔~滝藤賢一さんが今日のゲストです。
◇ゲスト
コミカルな役からシリアスな役まで何を演じてもピタッとハマる、俳優・滝藤賢一さんがゲスト。
◇番組内容
4人の子供は全員小学生で男の子3人と末っ子が女の子。なるべく長く子供達とくっついて過ごしたい…と家族6人で2LDK暮らし。狭くて大変と話しながらもその表情は明るく楽しげ!また、俳優を目指してからずっと仕送りを続け、支えてくれた父が6年前に他界。その後、名古屋で暮らす母とはコロナ禍で約2年会えていない。映画の舞台挨拶で名古屋を訪れた際、客席に母の姿をみつけたが言葉を交わせなかったと切ない想いを語る。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)
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- 年間
- お母様
- 一緒
- 一番下
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
今日のお客様は
脇役界の主役と
呼ばれていらっしゃる
滝藤賢一さんでいらっしゃいます。
皆さん 毎日 ご覧になってると
思いますけれども。
本当に 色々
今日 伺いますけれども。
まあ あるところまでは
芽が出なかったそうですけど
今は もう 大変
朝から晩までお仕事という事で。
どうぞ
こちらに おいでください。
よろしくお願いします。
もう引っ張りだこ。
お子さんが4人
いらっしゃるそうですけれど。
どうも。 大家族のパパ。 どうも。
そうですね。
お久しぶりです。
どうも。
すてきなジャケット。
あっ ありがとうございます。
ねえ。 とってもいい色でね。
すてき すてき。
ご出身は名古屋で…。
はい。 そうです。
19歳で上京なさいまして。
はい。
それで 仲代達矢さんの
無名塾にいらした。
そうですね。
10年間 お世話になりました。
ちょっと お仕事では
芽が出ない時も
あったそうですけども
37歳の時に
『半沢直樹』で大ブレーク。
私も拝見致しました
『半沢直樹』の…。
ありがとうございます。
ねえ。
そうですね。 それまで 結構 でも
『クライマーズ・ハイ』とか
『踊る大捜査線』とか こう…。
そうですよね。
色んな作品に
いっぱい
出させてもらってたんですけど
なかなか こう… ええ。
いかなくて。
色んなものでも
拝見してましたけど
やっぱり
『半沢直樹』の時の役が…。
そうですね。
きっとね。
とってもいい役でしたね。
原作 読んで 近藤っていう役が
一番やりたいって思いましたし
なかなかないですよね
俳優やってて…。
そうですね。 それで 印象が強い?
そうですね。 はい。
以後 もう ドラマ 映画 CMと
大忙しになって。
『徹子の部屋』は
2回目のご出演です。
はい。
前回はですね
4人 お子さんが
いらっしゃるんですけど
一番下のお子さんが
生まれて
割と
すぐだったんですよね。
そうです。
生まれたばっかりでした。
ああー そうですね。
可愛い。
本当 生まれてすぐの…。
だけども
あっという間に…
驚いちゃうんだけど
この子 もう小学校
行ってるんですって?
もう彼女は
1年生ですね 今。
ねえ。
なので もう 今 うちは
4人とも… ああー。
長男と次男と三男ですね。
可愛い。
みんな1年生から
6年生まで
小学生ですね。
すごいですね。
一番下の女の子が
1年
それから
3年 5年 6年というふうに…。
あっ お父様は あそこに
いらっしゃいましてですね
奥様は左側で
みんな
ランドセル背負って 4人。
可愛い。
同じジーンズはいて 可愛い。
そうなんです。
みんなでジーンズはいて…。
随分 お嬢さん
大きくなりましたね。
いや 大きくなりましたね。
あっという間でした。
ねえ。 赤ちゃんだったのに。
そうですよね。
だから 『徹子の部屋』で
赤ちゃんなのを拝見して
ちょっと しばらく
お会いしないでいたら
こういう有り様に
なってたっていう事ですよね。
有り様って…。
こういう… ええ ええ。
やっぱり 唯一
下の子が女の子なんで
女の子 可愛いですかね?
めちゃくちゃ可愛いですね。
もちろん男の子も可愛いですけど。
もちろん そうです。
ちょっと 女の子は
特別かもしれないですね。
ねえ。 全部が… ご自分を含めて
全部が男の子だったから
そこに女の子がね 1人入ると…。
そうですね。
可愛い…。 全然違うでしょ?
男の子と女の子と。
なんか もう… うーん…。
どうしても怒れないですよね。
ハハハハ…。
フフフフ…。
大体 ケンカになるのって
一番下の娘が原因なんですけど。
でも もう どうしても
お兄ちゃんたち怒っちゃいますね。
そうね。 でも お兄ちゃんたちは
なんで俺たちが怒られてる…。
って思ってるでしょうね。
ハハハハ…。
で 奥様は無名塾の後輩。
はい。 そうです。
3年ぐらい下ですかね。
あっ そうですか。
はい。 でも もう無名塾時代は
全然 お話しした事も
なかったんですけど。
本当に?
はい。 もう すぐ辞めて
あれだったんですよね。
病院勤務の栄養士になって。
で それから なんか こう
僕の舞台とかを
たまに見にきてくれたりしていて
それで なんか
お付き合いが始まった
っていう感じですかね。
じゃあ 栄養士なら
ご飯の時 いいんじゃないですか?
とっても助かってます。
ねえ。
体 作らないといけない時が
すごくあるので… はい。
そうですよね。
どういうもので骨ができるとかね
肉が どうとか… 付くとかね。
そうですね。
もう この年になると
やっぱり 夜とかも
お野菜いっぱいの鍋とか
ばっかりですね 今。
お野菜の鍋?
お野菜の鍋ですね。
おいしそうだと思うけど。
ハハハハ…。
フフフフ…。
そうですか。
でも まだ あれでしょ?
結婚したのは
まだ あなたが売れる前?
売れる… もう 全然前です。
『クライマーズ・ハイ』が
公開される前なので…。
あっ 随分前?
はい。 試写会を見にきてくれて
で それで そのあとですかね
お付き合いして…。
ん? お付き合いしてからかな?
で 結婚… できちゃった結婚
だったんですけど。
できちゃった結婚?
はい。 なんですけど ご両親が…。
娘さんが1人なので。
お兄ちゃんがいるんですけど
一人娘だったんで
とても心配されてたんですけど
うちの妻が
「あの人は大丈夫」っていう事で。
そうですか。
ちょっと 汗が噴き出しました。
フフフフ…。
どうぞ。
ハハハハ…。 はい。
暑いですよね。
いや ごめんなさい ごめんなさい。
ちょっと 奥さんの話…。
いえいえ どういたしまして。
話の内容が
ちょっと 立て込んでいるので。
すいません。
でも なんか 俳優をやりつつ
アルバイトもしていた頃…。
ずっとやってましたね。
ずーっと もう
お仕事が頂けなかったんで。
例えば どういう?
アルバイトって。
レンタルビデオ屋さんとか
もちろん居酒屋とか カフェとか
色んなとこでやりました。
もう 常にアルバイトしてました。
アルバイトをやってて
このアルバイトは
結構面白いなっていうのは
ありました?
僕は どのアルバイトも
嫌で嫌で しょうがなかったです。
あっ そうなんですか。
ええ。
じゃあ 早く俳優の仕事だけに
なりたいっていう感じ。
そうですね。 だから
アルバイトで稼いだお金は
全部 ワークショップとか
ジャズダンスの稽古とか
レッスンとか 立ち回りの稽古に
全部使ってましたね。
じゃあ 将来 俳優として
必要な事を全部…。
そうですね。
下地は そこでっていう…。
なんでもできますっていう
状態じゃないと
通用しないと思っていたので。
そうですよね。
で 超売れっ子になったんですけど
6人で2LDKの生活になった…。
割と窮屈だったのね。 フフ…。
いやー もう
最初は平気だったんですけどね。
娘が生まれてすぐ
2LDKに引っ越したんですけど。
それまで1DKだったんで
5人で。
1DKっていうのも
随分狭いですよね。
もう 2部屋しかないですからね。
キッチンと…。
で そこから2LDKに行って。
最初は すごく広かったんですけど
どんどん大きくなっちゃって
もう 今…
全然 僕 寝る場所ないですもんね。
そうか。
子供が大きくなっちゃうとね。
みんな 布団1枚で寝てるんで。
4枚敷いて 5人で寝てて
僕だけ ダイニングテーブルの
横っちょに寝てますね
布団敷いて。
フフフフ…。
これで もっと どんどん
大きくなっていくんでしょ?
これからなりますからね。
引っ越さないのには
訳がありましたか?
なんか できるかぎり
狭い空間で…。
そうですよね。 私 わかる それ。
本当ですか?
そうですよ。
なんか いいのかどうか
わからないんですけど
なんか 家族で一緒にいれたら
いいなと思うんですけど。
一緒に
ギュウギュウ詰めにいた方が
なんか いいじゃないですか
家族で。
あと ママなんかは…
奥さんなんかは
子供が
なんかあったんじゃないかとか
やっぱり すぐわかるみたいで。
そうね。
そういうふうにしてるとね。
そうですね。
そうですよね。
とても楽しいです 今。
そうですか。
去年の自粛期間は家族6人で
健康のために
色々挑戦なすったんですって?
僕 それまで やっぱり
休みが一日もなかったので
家族と過ごす時間…
僕 旅行もした事なかったんですよ
それまで。
ああー そうよね。
なので 朝から もう
5時半とか 6時ぐらいから
奥さんとヨガとかやって
それから 子供 起きたら
一緒に走りに行って
戻ってきて ご飯 食べて
午前中は宿題…
学校から出た宿題を見て。
大変だね それだけの人数の宿題。
大変ですね。
で 朝ご飯 食べた時点で
もう 「昼ご飯 何?」って
言ってたんで
ママは参ってましたね。
そうですよね。
今 奥様と2人だけの時間
っていうのは作れます?
あっ 作れます。 はい。
子供がみんな
学校に行くようになったんで
送ってからは
家で30分でも 40分でも
コーヒー飲みながら
子供の話 したりするのは
とても なんか
心が豊かになる時間ですね。
そうですよね。 そういうのって
私も いいだろうなって思います。
なかなかね そういうふうに
2人だけになるっていうのは
お家の中でないですもんね。
そうですね。
ちょっと もう ここまでが
ものすごい勢いで
生きてきたっていう感じですね。
ねえ。 小さい子もいるんだし。
もう あちこちで
自分のやってほしい事を
わんわん言ってくるんで
すごいなと思います。
でも 元気で
とってもいいなと思いますよ。
でも みんなが
自分の希望を言ってくるの
すごいですね。
すごいですよ。
もう こっちで
ご飯食べさせてって言いながら
こっちで 牛乳がバババババッて
こぼれたりとかして
バーッて拭いてる間に
「俺 風呂入ってくる」とか言って
めちゃくちゃです。 ランドセルも
ほったらかし状態ですからね。
その中でセリフ覚えてたんで。
すごいですよね。
もう ちょっと ドタバタでしたね。
無名塾に
行ってらしたぐらいですからね
やっぱり いい俳優になろうと
思ってらしたんでしょうけど。
そういう時の夫婦
仲良しになる秘訣ってあります?
フフフ…。
僕も知りたいんですけど。
どうですかね? でも うちは
とにかく話す事にしてますね。
なんかあったら 2人で
散歩行ったり ランチ行ったり…。
あっ 奥様とね。
して なるべく こう…。
どうしても 子供の…
なんだろう?
育て方で
意見が食い違う事が多いので。
なんか そういうのは
すり合わせるというか
奥さんの考えを
しっかり聞いて
わかったっていう事で そっちを
手伝っていくっていう事が
多いかもしれないですね。 はい。
ハハハハ…。
でも もうちょっとでしょうね。
あっ 本当ですか?
どれぐらいになったら
手が離れていくんですかね?
まだ… 高校じゃ まだ駄目…。
高校じゃ まだ駄目ですか。
わかんないけど
高校2~3年までは
駄目でしょう。
なるほど。
だから 一番下の子が
高校2~3年になるまで
っていうと
まだ随分ありますもんね。
ありますね。
でも そういうふうに
みんなで 押し合いへし合い
暮らしてるのも
あとになれば
いい思い出になるじゃないですか。
そうなると うれしいです。
子供が ああいう生活して
楽しかったって思ってもらえたら
うれしいですね。
絶対そうですよ。
私 今でも…
子供の時に雨が降ってね
みんな 家の中に入って
犬も家の中へ入って みんなで…。
父も もう仕事から帰ってきて
みんなで ご飯 食べてる時に
ああー 幸せだなって
思いましたもの。
今でも そう やっぱり
思われるんですね
思い出して。
思います。
こういうのが
幸せっていうんだろうなって
ちょっと 思ったりなんかして。
実は 滝藤さんは
芸能界一のオシャレ俳優
というふうに
言われていらっしゃって。
去年は
日本メガネベストドレッサー賞
っていうのを
サングラス部門で
お取りになったんでしょ?
そうですね。
ありがたいです。
ただ ずっと こう
テレビで毎年 見てて
なんで
頂けないんだろうって…。
フフ…。 思ってらしたの?
ずっと こう
いいなと思って見てたんで
とてもうれしかったですね。
ねえ。 でも
このお写真なんかも
本当に すてきですもんね。
やっぱり それは
お顔が小さいとかね
髪の毛が
そんなふうって…
お似合いの髪の毛
していらっしゃる
っていう事もあると思いますけど。
あっ 本当ですか。
そうだと思います。
だって 今日のお衣装だって
本当に こだわりですもんね。
これ… そうですね。
このスカーフなんか
うちの妻のお父様が
若い頃 イタリアに出張に行って
お母様にお土産で買ってた
スカーフなんですよね。
昔のやつなんで それを頂いて…。
いいですよ ちょうどね 色がね。
すごくいいですね。 はい。
で 表のジャケットの色とね
よく合ってる。
すてきなジャケットですもんね
それね。
ありがとうございます。
だって 私服が
かっこいいっていう事で
本が出たんでしょう?
そうなんですよ。
なんか…。
わあー すごい。
本当に
ただ 僕の私服なんですけど。
それを毎日 仕事の現場まで
撮りにきてくださって
で 30分ぐらい写真撮ったら
もう 僕は現場に行くみたいなのを
1年間かけて…。
1年間?
1年間です。
すごい。
これなんか すてきですよね。
ありがとうございます。
すごい。
ストライプのシャツと
白い こういうベストと
ネクタイと お帽子と
全部で すごいすてき。
こういうの… ああー これもそう。
まあ すてきだこと。
ハハハハ…。
馬なんかと一緒に写ってらして。
乗馬やってたんで。
あっ そうですか。
あっ これもすてきだわね。
これ 駒沢公園ですね 多分。
ええー。
おズボンがね とてもすてき。
それから これもすてき。
ありがとうございます。
こういうズボンやなんかは
ご自分で見つけるの?
もちろん 自分で買い物に行って。
で 僕 もう店が決まってるんで。
あっ そう。
そこでしか… 時間もないんで
そこにバーッと行って…。
そういうスタイリストや
なんかじゃなくて?
全部 自分で買ってます。
あっ そうですか。
やっぱり そうですよね。
そうですね。
私も そうなんです。 全部 自分で。
そうですか。
私 だから
『徹子の部屋』 45年ですか。
やってるから
洋服の数 すごいです
全部 自分ですから。
全部 取ってあるんですか?
ううん。
バザーで…。
出すんですね。
お家の あの…
子供でね 親のいない子供の
そういうバザーしてくれるとこが
あるんで
そこに全部 お渡しして
1年間の着たものを。
へえー。
出版日は
家族でお祝いしたんですって?
いや してないんですよ 徹子さん。
どうしたんですか?
これが。 出版日に… 僕 別に
お祝いをしてほしかったわけじゃ
ないんですけど
こう なんか 出版日ぐらいは
静かに ご飯食べながら…
ビール飲みながら
静かに過ごしたいなって…。
ちょっと
余韻に浸りたいなみたいな。
あなたの私服ばっかりが出てる
ご本が出た時ね。
そうなんです。
で やっぱり 自分が ここまで…
45なんですけど。 やってきて
自分の本が
世の中に出るなんていうのは
奇跡だったんですよね
僕にとっては。
なので ちょっと そこに…
なんとなく 別に
祝ってほしかったわけじゃ
ないんですけど
浸りたかったんですよね。
そしたら もう
そんな事 お構いなしに
奥様と次男坊の
大ゲンカが始まって。
ハハハハ…。
ハハハハ…。
うわーってケンカ始まって
ああ 今日 本 出版日なんだよな。
もうちょっと静かに
ご飯食べたいなって… ハハハ…。
相当おかしい。
もう止まんなくって。
で それで 奥さんを
ちょっと 散歩に行こうかって
夜 子供が寝たあとに。
結構渋ってたんですけど
奥さんは。
無理やり連れ出して。
なんでだって?
なんで 今から散歩行くのよ
みたいな感じなんですけど…。
言われないですよ。
言われないんだけど
そういう感じだったんですけど。
まあね。 感じだったんだけど。
で 一緒に散歩に行って
なんとなく…。
全然関係ない話 しながら
歩いてたら
なんで 散歩に行こうって言うの?
みたいな感じになったんで
「いや なんか 今日 出版日で
ちょっと なんか… うん」。
「静かにご飯 食べたかったな」
みたいな。 ハハハハ…。
わかります。
…事を言ったら もう
相当 反省というか
後悔してましたね。
そうでしょう きっとね。
悪いと思っちゃった…。
いい奥さん。
黙っちゃって もう。
もう 黙っちゃって 奥さんが。
かわいそう。
あっ 僕も そういう事
言わなきゃよかったなと思って。
でも 奥様としたら
悪いと思ったんでしょ きっとね。
そうですね。
なんて事だったんだ…。
なんか… うん。
でも すごい事ですよね
本が出るって。
そうですよ。 めったにないですよ。
私だって 45年間 洋服着てんのに
私服の本 出しましょうなんて
言われた事ないです。
フフフフ…。
ハハハハ…。
考えてみれば。
でも あれですか?
その2LDKで
お洋服の収納は どういうふうに
してらっしゃるんですか?
もうパンパンですね。
8畳の部屋は全部 僕の服で…。
つっかえ棒の洗濯を干すやつ
あるじゃないですか。
あれが もう
部屋中に張り巡らせてあって
全部 入ってて。
全部かけて。
下も衣装ケースが
ズラッて入ってて。
さらに トランクケースとか
ボストンバッグとか
全部 奇麗に畳んで
突っ込んでありますね。
あと もう一個 14畳の部屋も
半分は もう 衣装ですね。
僕も もう
ものすごい量あるんですけど
全部 子供が着れるんで…。
もう 子供 着れるの?
子供 着てますね。
七五三の写真とかも
この間 一番下の子の時に
撮ったんですけど
長男と次男は
僕のジャケットを着てましたね。
フフフフ…。 本当。
で 腕まくって。
じゃあ いいですよね。
そうですね。
どんどん そうやって着ていけば
あと何年かはね。
でも あれですよね。
下積み生活を支えてくださった
お父様は
6年前にお亡くなりになった…。
そうですね。
今年 7回忌でしたね。
なんか なかなか こういう
世の中になってしまったので
実家に もう2年ぐらい
帰れてなくて。
その7回忌も帰れなくて
弟に携帯で…。
こう 映してもらって。
あっ そう。
お坊様に来て頂いてやる…。
あっ そうなの。
それを ずっと見ながら
手を合わせてましたね。
お父様
ボタン屋さんでいらしたって?
そうです。 ボタン屋です。
珍しいですよね
ボタン屋さんって。
あっ そうですね。
家で もう 毎日のように
機械でボタンを打ってましたね
ガチャンガチャンって。
あっ そうなんですか。
はい。
うちの母と2人で。
へえー。
なので 母は今
1人なんで ちょっと…
2年ぐらい会えてないので…。
あっ そう。 ちょっとね お母様
寂しいでしょう きっとね。
でも この間 舞台挨拶で…
『孤狼の血』っていう映画で
名古屋のキャンペーンに
僕1人だけ行ったんですけど
俳優。
その時に来てくれて。
パッて舞台 立った時に
目の前に…
前から2列目のど真ん中にいて。
お母様が?
マスコミの後ろに。
あっ 元気なんだなと思って
ちょっと うるっときましたね。
グッときました。 はい。
でも その日
お会いできなかったの?
できなかったですね。
もう そこで あっ 母だと思って。
元気そうだなと思って。
舞台挨拶 去る時に
バイバイってやったぐらいですね。
あっ そうですか。
はい。
でも お母様にしてみると
俳優は食べられないものだ
っていうふうに
思ってらっしゃるだろうから
これだけね お忙しく
仕事をしてらっしゃるのは
お母様にとっては
うれしいでしょう きっとね。
だから なるべくテレビとか出て
元気でやってる姿を
見せたいですね。
だから 今日も どうぞ お母様に
よろしくおっしゃってください。
ちょっと待ってください。 急に…。
どうぞ。
あっ… 元気にやってます。
まさか
徹子さんの部屋に呼ばれて…
呼んで頂いて… フフフフ…。
徹子さんとお話しできて
とても…。
自慢していいよ。
フフフフ…。 ねえ。
お母様に元気だよって…。
はい。 あっ 元気にやってます。
すこぶる元気です。 ええ。
なんか もう どんどん
元気になっていってます。
なので いつか…
なんていうんですかね。
東京に来る覚悟ができたら
家は いくらでも用意しますんで
出てきてください。
ちょっと わかんない。
ハハハハ…。
お母様 いらしてください。
そうですか。
お洋服の他にも
たくさん集めてらっしゃるもの
あるんですって? なんか。
植物ですね。 僕…。
えっ?
植物が好きで。
あっ すごい。
そうなんですよ。
こういう ちょっと…。
これ ベランダ?
これ バルコニー…
そうですね。 南側の…。
東も全部 植物なんですけど。
こういう乾燥地帯の植物
っていうんですかね。
サボテンとか 多肉ですね。
すごい。
全部で いくつぐらい
あるんですか? これ。
この間 僕 ちょっと
それ よく聞いて頂くんで
数えたんですけど
600鉢ぐらいありましたね。
すごい。
でも 随分
右の方の 下の方のやつは
なんか 噴水みたいな形に
なってますね。
そうなんです。
ディッキアっていって
僕はシルバーとか
白とかが好きなんで
ちょっと そういうのを中心に…。
そうですね。 白っぽいですよね。
どうしても集めちゃいますね。
それで どんどん 彼は子供を…
子株を吹くんで。
ええー?
それを こう…。
分けて?
分けて もう朝から…
休みの時は夕方… 暗くなるまで
ずーっとやってますね。
あっ そう。
子供も学校行っちゃってますし
奥さんも 色々
PTAとかもやってたんで
1人で ずっとやってますね。
そうですか。
私 父がね ものすごく…。
父は バラやなんかが
好きだったんですけどね。
あっ バラですか。
父はバラが好きだったんですけど。
蘭なんかもやってましたけど。
蘭もバラも難しいです。
ものすごく大変。
それだけど 父は仕事に行くまで
ずっとやってて
毎日 電話かかってくるんですよ
「まだ お見えに
ならないんですけど」って。
ヴァイオリニストでしたからね
「まだ お見えに
ならないんですけど」って
しょっちゅう
電話かかってきました。
大体 庭にいました
父も大好きで。
でも どんどん増えると
奥様は なんとおっしゃってます?
うちの妻はノータッチですね。
あっ そうですか。 フフ…。
でも なんか 植物の中で育つって
いいと思うんですけどね。
私も そう思います。
でも 子供も全く興味ないですね。
まあね。 そうですか。 そうですか。
でも あれですよね。
お洋服でも 植物でも
なんにも言わずに
いてくださるんですって?
奥様は。
最初は やっぱり
ものすごくお金がかかるんで
ちょっと
いい顔はしてなかったですけど。
最近は全部 それが
お仕事になっちゃったので
それからは もう
全然 何も言わないですね。 はい。
で あなたは もう
それの面倒を見てると
もういいの?
そうですね。
僕が それで
芝居の事とか忘れられたり
無心になって そういう なんか…
夢中になれるんで。
そういう時間が僕に必要だって
うちの奥さんは
理解してくれてるので
なんか あんまり
うるさくは言われないですね。
それは いいですよね。
うれしいです。
そういうものを
いじる時の気持ちっていったら
本当に無心でしょうからね。
本当に全てを忘れられますね。
ますます
たくさんお集めになって
おやりになる事を祈っております。
はい。 ありがとうございます。
どうも 本当に今日は
色々ありがとうございました。
ありがとうございました。
どうも。
『徹子の部屋』は
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