出典:EPGの番組情報
NHK地域局発 えぇトコ「えぇモン続くよ いつまでも!~兵庫県 北神戸~」[字]
旅の舞台は神戸市の北域北神戸。異国情緒溢(あふ)れる神戸三宮から電車で30分の距離にある有馬温泉や、手つかずの自然を誇る百丈岩などを巡る。出演:オール阪神・巨人
番組内容
今回は、異国情緒あふれる都会・三宮から電車で30分の距離にある有馬温泉ほか、神戸市北区を巡ります▽湯どころ名物!炭酸泉のせんべい▽室町時代から全国に名を馳(は)せた有馬山椒(さんしょう)▽450年の伝統を誇る有馬籠▽淡河町のユリ栽培農家▽地元産の味噌(みそ)で町おこし ほか:出演 オール阪神・巨人
出演者
【リポーター】オール阪神・巨人,【語り】子守康範,橋本のりこジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
情報/ワイドショー – グルメ・料理
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- ユリ
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- 炭酸
- 仲間
- お湯
- トコ
- ドレッシング
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
岩渕≫土屋敏之解説委員でした。
いや~ スゴイ。
わあ~。
いいトコですよ~。
緑の中に立ち並ぶ お宿 湯煙。
有馬温泉にやって参りました。
さすがですね!
いい天気で 無風でございますね。
ハハハハ…!
どうもね 僕らね
この「えぇトコ」はね
必ず天気がちょっとね…。
いや 雨降ってへんから えぇやん。
まあまあね。
すいません。
霞たなびく山あいに開けた有馬温泉。
1, 400年以上前から
湯治場として愛され続ける
日本を代表する温泉街です。
本当に 三宮
あの辺から30分ぐらいで行けます。
ありま~ あら!
すんません。
600年前からのお湯 湧いてんねんて。
ブクブク ブクブク…。
600年前やで。
ブクブク ブクブク…。
ホンマや! カメラ…。
こっちから見ても分かるわ!
かやぶきの里。
雄大な岩山。
実は 全て神戸市!
おしゃれな港町だけじゃない!
六甲山の向こう側
神戸市北区には
えぇモンが
いっぱい残っとお!
♬~
今回の「えぇトコ」は…
うっわ!
スゴイね~。
一番おいしい!
都会のそばの別天地。
えぇモン残る北神戸
のどかな山あいに
笑い声が響きます!
六甲山の北側
山麓に広がる神戸市北区。
三宮から電車で30分の有馬温泉も
その一部です。
かつて 豊臣秀吉も愛したといわれる
有馬温泉。
やって来たのは 湯本坂です。
しかし この日は
あいにく 無情の雨。
えぇ感じやわ。
通りには 歴史ある温泉町ならではの
お店が立ち並びます。
えぇ匂いしてるわ。
えぇ匂いする。
匂いの源は…。
炭酸せんべいですよ。
そう 炭酸せんべい。
有馬温泉に残る えぇモン。
阪神・巨人さんも 子供の頃
親しんだ味です。
何かあった。
おいしい。 パリパリ。
おいしいわ。
これ 毎日焼いてるんですか?
はい 毎日焼いてます。
ほう~。
明治時代からつくられている
名物のせんべい。
サイダーにも使われたという
この地に湧く炭酸泉で 生地を練ったのが
始まりなんだそうです。
炭酸が生み出す サクッと軽い味わいで
有馬を代表する
お土産の一つとなりました。
と そこに店員さんが持ってきたのが…。
炭酸せんべいを生地にしたピザ。
昔ながらの味を 未来へ残したいという
工夫を凝らした逸品です。
ホンマ ピザや。
そうなんですよ。
おいしい。
これ できたらビールやねんけどな?
あかん。 これ はやるわ。
更に こちらは…。
いらっしゃいませ。
あっ! コロッケあるやん。
うわ! ミンチカツあるや~ん。
から揚げあるやん。 あ~…。
神戸ビーフのミンチカツ。
幕末からの歴史を持つという
高級ブランド肉
神戸ビーフを使っているという
ミンチカツ。
牛肉大好きの阪神さん
これは食べないと。
早速いただきます。
おいしい…。
ソースなかっても大丈夫。
もうないですか? 通訳しますよ。
あの…。
はい… はい。
肉汁がブワ~っと出てくる。
なるほど。
そして 巨人さんには…。
う~わ!
数量限定 神戸ビーフを
鉄板で焼き上げた
ぜいたくな牛串です。
ちょうだい!
(笑い声)
長年の相方でも これは譲れません。
どんな味?
メチャクチャうまい!
串だけでも あとなめさして。
いや そりゃ あんた
楽しいけどやないや。
いや 一切れ もう別に…
おいしい…
俺 自分で買おかな… アカン。
(笑い声)
病や傷を癒やすため
古来 多くの人が
訪れてきた有馬温泉。
お寺多いですね 本当に多いですね。
そこも ず~っとこの辺 固まってます。
山あいの湯治場に 無病息災を願った
お寺が8か所もつくられ
今なお 敬われています。
ここもね お寺や。
あ~ こんにちは。
こんにちは。 ちょっと お邪魔します。
こんにちは。
ここ 念仏寺は
400年以上前に建てられた
豊臣秀吉の正室 ねねの別邸跡と
伝えられています。
是非見てほしいものがあると お庭へ。
沙羅双樹って。
これですか?
樹齢250年といわれる
見事な沙羅双樹。
その花は はかなさの象徴と
いわれます。
えっ 1日だけ? そうなんです。
まあ 桜もね
パッと咲いてパッと散りますけど。
あ~ そうですね。
それ以上ですね。
1年で1日しか花が咲かない沙羅双樹。
無常の庭。
永岡順子さんは
ここで 心を落ち着けてほしいと
自慢の料理を楽しめる
茶房を開いています。
この日 特別に
いただいたのは…。
そう さんしょう。
実は 有馬は
六甲山の北斜面に自生する
良質な さんしょうがとれる地。
室町時代から 有馬さんしょうと呼ばれる
つくだ煮で 全国に知られてきました。
あっ これは ジュ~っとくる。
う~ん おいしいな。
子供の時に こんなん絶対うまいと
思ったことないんやろな。
そうですね。
全部 さんしょうなんですか?
そう 実ざんしょうだけではありません。
こちらは 収穫できる期間が短い
貴重な さんしょうの花でつくった
花ざんしょうのつくだ煮。
うん うまい。
香りがね。
抜けてないですよね。
更に さんしょうの木の皮を炊いた
ピリッと辛い辛皮です。
塩昆布みたい。
お茶漬けでも食べれそう。
これもおいしい。
うん。
花ざんしょうと実ざんしょうとは
ちょっと違うね。 うん。
やっぱり さんしょうが こう
前へ出てない感じがちょっとしますね。
これは クセなるわ。 おいしい。
ちょっと買うて帰ろう。
えぇさんしょうが残る有馬。
それを取り入れた料理も伝わります。
さんしょうを入れた ちらしずし。
ハレの席に欠かせない故郷の味です。
おいしい。 すし飯の中に
さんしょうのピリッとする
この いてまっせ~いう感じ。
これは おいしいわ。
有馬名物 さんしょう。
夫と共に 2人で
山にとりに行くのが
一番の楽しみだった
という順子さん。
庭を めでながら
自慢の さんしょう料理を
味わってもらえる茶房を
開くのが 夫婦の夢でした。
しかし 2年前 店を開く直前
最愛の夫 眼心さんは
この世を去りました。
仲がよかったんですか?
それから ずっとですので。
ず~っと大好きやったんや。
その遺志を継ぐのが
娘婿の文隆さんです。
眼心さんが亡くなったあと
勤めていた会社を辞め
仏門に入りました。
有馬の 何百年も続いてる
プレッシャーって スゴイですよね。
有馬温泉 念仏寺
世は移り変われども
夫婦の思いが しみいる味は
いつまでも変わりません。
雨足が 一層強まってきました。
雨で声が聞こえなくなってきました。
こんなん 初めてです。
ベテランでも初体験だという雨の中で
見つけたのは…。
あっ! 籠やな 籠。
有馬に残る伝統の手仕事。
ちょっと お邪魔していいでしょうか。
あっ 入ってえぇのかな。
竹細工?
有馬籠。
安土桃山時代から続く 有馬籠。
秀吉も愛した逸品です。
今は?
ここだけ? へえ~。
かつては100人近くの職人が
携わっていたという籠づくり。
今は 店の向かいで
轡 昭竹斉さんと息子の豊さん
孫の克憲さんの3人が
450年続く伝統を守っています。
いやいや…
あれ?
うわっ!
う~わっ!
うわっ 節々が何か グ~っと。
なってますやろ。
これ 力を入れるから
そうなってくるわけ。
関節がね。
固い竹を籠に編むには かなりの力が必要。
節くれだった指は えぇモンを
つくり続けてきた証しです。
孫の克憲さんの指は…。
きれいよ 本当に。
こだわりの仕事ができるのは
六甲山の
質のよい竹のおかげだといいます。
粘りと締まりのある竹が
独特の輝きを放つ有馬籠。
暮らしを彩る
さまざまな用の美を生み出します。
特注で大きいんですよ。
ずっと使うてたやつ?
そうそう そうそう。
これが現役で使うてたやつやね。
使うてたやつ。
こんだけ長もちするやつって
ことですよね。
豊さんが 中学時代から
今も使っている弁当箱。
保存性に優れ
ごはんが ずっとおいしいのだそう。
秀吉や千 利休と
ゆかりが深い有馬で
茶道に使う花いれとして
用いられてきた 有馬籠。
こだわり続ける職人の矜持があります。
籠は あくまで引き立て役。
季節の花を
いかに輝かせるかが
腕の見せどころ。
そんな籠に花をいれてみます。
色とりどり ねっ…。
僕やったら
こうやって 後ろにこう
こんな感じで 僕は好きやねんけどね。
これでいいですか ねっ!
どんな花も受け入れてくれる有馬籠。
あ~ なるほどね。
それの花をいける時に 有馬籠。
だから いれていただけるように…
なるほどね。
これ カッコイイよ~っていうね。
時代を超えて暮らしを彩る
えぇモンです。
雨は ホンマに
言うこと聞いてくれませんな。
なあ~ やんでくれへんな。
あっ 神社ありまっせ。
神社の中から
盛大に湯煙が上がっています。
え~。
天神。 天神泉源。
そう こちらは温泉の源 泉源。
有馬の厄よけ神社として敬われ続ける
天神社の境内から湧き出しています。
あっ! アカン 熱いわ。
ちょっとどんだけ…
熱っ。
熱っ…。
有馬温泉には
豊富な湧出量を誇る泉源が7か所あり
旅館やホテルにお湯を直接送ることで
天然の温泉の魅力を
堪能することができるのです。
そんな有馬の湯。
あっ ここですか。
いよいよ
味わわせていただきます。
ここは 谷崎潤一郎や吉川英治
数々の文豪に愛された名湯。
あっ スゴイスゴイ。
なるほど。
金泉と呼ばれる湯。
濃い鉄分が 独特の色をつくります。
灯台下暗しやね。
せやね。
僕ら やっぱり
近い近いと思ってるから
本当に癒やされますね。
1, 400年 人々を癒やし続ける金のお湯。
心も体も ゆったりほぐれていきます。
昔ありましたな 「11PM」いうて
知ってる? そうそう。
シャバダバ シャバダバ
シャバダバダッドゥー ダバダバ
っていうやつね。
(笑い声)
翌朝 降り続いた雨も ようやく上がり
有馬を離れた2人は
六甲山の北に広がる山里へ。
何か もう雰囲気ありすぎるな。
せやね~ ちゃんと残してあんねんな。
かやぶきの家が
700以上残るという
神戸市北区。
懐かしい風景に出会えます。
♬「粋な黒塀」
(2人)♬「見越しの松に」
♬「仇な姿の」
おっ これ何や これ。
あっ ここに つぼみが ほら。
あっ ユリや。
こんにちは。 これユリですか?
ユリです。
ユリ農家の藤本和宏さん。
妻の直美さんと共に
門外不出の技で
全国でもトップクラスというユリを
育てています。
はいはい こう咲きますよね。
なるほど 真上向いてる。
天に向かって
りんと背筋を伸ばし
咲き誇る淡河のユリ。
あ~ これは えぇわ。
ものすごい 本当にしっかりしててね
きれいに 規則正しく
咲いてくれてますわ。
えぇ匂いやわ。
見栄えに加え
いけた時のバランスもいいユリ。
丹精込めた 美しき えぇモンです。
六甲山の北の麓は
ユリ以外にも 四季を通じて
色とりどりの花が咲く 花の楽園。
あ~ 真ん中にね あれ。
花以外にも えぇモンがあります。
あら? かやぶきの屋根の ほら下に。
こんにちは。
こんにちは。
あ~ こんにちは。
何か 作業してはるで。
きれいな そのかやぶきで これ
最近 直しはったん?
あっ まだ3月の。
あっ やっぱり。
まだ3月やて。
ふき替えた屋根。
築 実に150年という家に住む
安福八重子さんと仲間たち。
えっ 何 持ってはんの?
そばの実?
そう 淡河では
そばも栽培しているんです。
いつごろから つくってはるの?
今から 皆さんのために…。
この…。
すみません あの…
我々 聖徳太子じゃ…。
すみません あの… ごめんなさい。
(笑い声)
実に明るい 淡河のかしまし娘に
山里の風土が生んだ美味。
隠れた人気という そばを
食べさせてもらうことに。
どうぞ。
打ちたて 湯がきたて
しかも つなぎを使わない
十割そばです。
どないですか? 味は。
おいしい。
歯応えがスゴイいいですね このおそば。
おそばを食べてると
ほんで おだしも おいしいね。
ありがとうございます。
スゴイわ~。
そばも育つ 豊かな里。
秋の旬を使った伝統の味が
伝わります。
はい どうぞ。
わ~ ありがとうございます。
いとこ煮です。
カボチャと小豆を炊いた
いとこ煮です。
何で いとこ煮って言うの?
おいおいとか めいめいに小豆を炊く。
そんなんで いとこって言うんで
いとこ煮っていう。
うわ! ちょっとおしゃれな理由やんか。
おいとめいでね。
おいとめいで 言うて。
いや~ ようできてある。
かやぶきの里に受け継がれる
えぇモンです。
僕 好きやね これ。
甘い甘いやけど ケンカせずに
お互いの甘さが 南京かぼちゃ。
両方とも おいしいし
両方とも 好きやから。
僕は いとこ煮をね…
(夢路いとし・喜味こいしのものまねで)
違うがな だからや。 違うがな。
いとこ煮でも やっぱり
別々で食べた方がおいしい。
いや いとこと話は また違うねん。
炊き方に いとこ。
自分 何を言うとんねん。
(笑い声)
更に 収穫前のサツマイモの
つるを煮たもの。
つい捨ててしまう部分まで
おいしくいただく
知恵が詰まった料理です。
おいしい。 フキ食べてる感じ。
白いごはんとも 合いそうですね。
あっ そうですね。
白いごはんがね。
あっさりと もう お漬物代わりに。
四季折々の実りに感謝し
親から子へ守り継いできた山里の美味。
でも ず~っと
こうやって続けてはるってスゴイよね。
昔から続いてるモンをね
絶やさずにね。
かやぶきの暮らしに残る えぇモンに
英気をいただきました。
深い木々が取り囲む険しい山道。
ここも 神戸市北区です。
険しいわ。
いや~ ちょっと しんどなってきた。
ヨイショ~イ。
この急な坂の先に
誰もが驚く景色があるといいます。
見えてきた!
どれ。
どう?
え~!
スゴイな。
高さ およそ60mの巨岩 百丈岩です。
切り立った絶壁は 岩登りに最適とあって
県外からも 多くの人が訪れます。
北野異人館とか いっぱいあるやんか。
まあまあ 繁華街のとこね。
おしゃれな その異人館とか。
ハイカラや おしゃれだけじゃない
手付かずの自然も残る
神戸の もう一つの顔です。
その山の麓で…。
おばちゃん 集まってるで。
えっ 何してんねやろ。
何をされてるんですか 今。
この辺りでは 大豆の栽培も盛んです。
中西和子さんと その仲間たち。
秋に収穫した大豆を使い
甘くて香り豊かな みそのドレッシングを
つくっています。
野菜の味を引き立てると大好評。
しかも どんな料理にも合うのだそう。
そんな魔法のドレッシング
味わわせてもらうことに。
食べさせてくれたのは…。
巨人さん お待たせしました。
うわ~!
神戸ビーフです。 え~!
何 この量!
スゴイね。
スゴイやん。
なんと 神戸ビーフのステーキ。
この肉も 仲間が育てたもの。
焼き上がったステーキに
みそのドレッシングを。
果たして そのお味は。
甘くて やわらかくて おいしい。
おいしい。 メチャクチャおいしい。
お肉に このおみそね
よう普通に おソースとか何か
ありますやんか デミグラスみたいな。
やっぱり いい素材に
いいね おみそを かける。
これが一番おいしい。
そうそう…。
合いますね。
合いますな。
大事につくった大豆。
豆本来の味を
たっぷりそのまま味わえる
元気の源 炊き込みごはんです。
おいしい。 あの そんなに
大豆に味を付けてるわけでもなしに
微妙に大豆の甘さ
この甘さが 非常にごはんと合いますね。
メチャクチャおいしい。
ぜいたくし過ぎやな。
はい。
ホンマに よう考えると
メッチャぜいたくですよね これね。
感動の味を生むのは えぇ仲間。
助け合い 笑い合い
人と人との絆が いつまでも残る
すばらしき山里です。
本当に仲よろしいですな。
はい。
本当 スゴイ チームワークやと
思いますけども。
そうですね。
あの 何人ぐらい いてはるんですか?
僕 その いっぺん 300人の集まった
おばちゃん 見てみたいな。
みんな集まって ワイワイ ワイワイ。
元気でしゃべる 声の大きい人は
本当に いい人ばっかり。
大きな声でしゃべってください。
はい。
それが元気のもとやと思います。
は~い。
頑張ります。
ありがとうございました。
(笑い声)
♬~
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