出典:EPGの番組情報

徹子の部屋 山本陽子[字]

~79歳…コロナ禍で“人付き合い”に変化が~山本陽子さんが今日のゲストです。

◇ゲスト
コロナ禍ですっかり着物を着る機会が減ってしまったという女優・山本陽子さんが素敵な着物姿で登場!
◇番組内容
“仕事大好き人間”の山本さん。自宅で過ごす時間が増えてしまい、時間を持て余しているという。以前は忙しい合間を縫って絵を描いていたが、最近は余裕ができたせいで集中力が続かないと語る。来年80歳を迎える山本さんが「人生のお手本」として尊敬しているのは、作家の宇野千代さん。生前、宇野さんから頂いた言葉を胸に「私らしくいればいい」と前向きに生きる決意を明かす。ほか、トレーニングをしているという話題も。
◇おしらせ
☆『徹子の部屋』番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/tetsuko/

ジャンル :
バラエティ – トークバラエティ
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 本当
  2. 面白
  3. コロナ禍
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  7. 解散
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  11. 全部
  12. 徹子
  13. 毎日
  14. お着物
  15. ゴーヤ
  16. マンション
  17. 意外
  18. 一生懸命
  19. 宇野千代
  20. 最後

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

コロナ禍で すっかり お召し物の…

着物ですね。

着物を着る機会が減ったという

山本陽子さんです。

今日は 久しぶりのお着物で。
はい。

よくいらしてくださいました。

そのお着物は どういうお着物?

これは 割と普通の小紋ですね。
あっ そうなの。

帯が でも
ちょっとね 面白そうな…。

そうですね。
帯は クワイというね…

よく お正月にね
召し上がりますよね。

今 ちょっと 絵を描いたりして
野菜に凝ってるものですから。

でも あなたが
お描きになったわけじゃないの?

これは違います。 はい。

でも 毎日 『徹子の部屋』を
見てくださってるんですって?

そうなんですよ。
もう それが楽しみで楽しみでね。

本当に?
徹子さんが 本当にお元気で

もう うらやましいぐらいに…。
いえいえ。

もう それを拝見するだけで
なんか 勇気が湧いてくる。

フフ…! で 「早く出たいわ」と
思ってらしたんですって?

もう 出たくて出たくてね。
お声も掛からないし

寂しいな。 もう どうして…。
もう このまま お声が

掛からないんじゃないかしら
とかね。

もう すっごくうれしかったです!
それは よかったです。

でも 現在
79歳でいらっしゃいまして

もう 70を機に
熱海へ移住なさいまして。

この前 ちょっと伺いましたよね。
はい。

それで 仕事大好き人間なのに
外に出られないっていうのが

とても つらかったとか。
つらいですね。

とにかく 年がら年中
動いてる事が好きなもんですから。

それに とにかく
仕事をしたい人間なんですね。

それが
バタッと なくなった瞬間に…。

そうそうそう。 みんな そうよね。
1~2カ月はね

ちょっと 休養のつもりで
いいかしらなんて

思うんですけども
そのあとが続きません。

1年とかね
こんなになっちゃうと。

でも お家時間の最初の頃は

絵を描いたりも
してらしたんですって?

そうなんですよね。 ようやく
時間ができたからと思って

描いてたんですけど
これが不思議ですね。

描き始めて 時間があると
意外とね 集中できないんですよ。

なるほどね。
ない中で 一生懸命やるから

集中して
こうやって やるんですけど

「もう 今日は いいかしら」

「あさって
また描けばいいかしら」とか

だんだん だんだん
遠ざかっていって

今 絵も
描かなくなってしまいました。

絵も描かない? フフフ…!
あっ そうなの。

まあね 本当に この…
誰でも みんな そうなんだけど

この休みというものはね

どうやって潰せばいいか
っていうのは なかなかね…。

そうですよね。
大変。

でも これ
あなた お描きになったの?

はいはいはい。
あなた お上手じゃない!

こういう野菜をね
今 描いているんですけども。

うん お上手。

近所でいただいたカブとかね…
これも。

このゴーヤもね

ご近所の方にいただいて
それを ちょっと描いて。

白のゴーヤって
なかなかね ない…。

白いのもゴーヤなの?
そうなんです。

ええー! 珍しい。
ねえ 珍しいですよね。

だから ちょっと
描いてみたんですけどね。

お上手 あなた。
いえいえ…。

でも 丁寧なお仕事だわね。

このゴーヤの粒々なんてね…。
ハハハハ…。

絵は いつ頃から
描いていらしたの?

もう 15年ぐらいになりますね。

ああ そう。
はい。 ええ。

でも
お時間が いっぱいあるからって

そう のんびりと
描けるものでもない…。

…じゃないんですね。
本当 そう思いました。

やはり 時間がないから
一生懸命やろうっていうね。

今 なんか 何やるにしても…

本を読むにしても なかなか
集中できないんですよね。

なんか ちょっと読み始めたら
もう すぐ飽きてしまって。

じゃあ 次 何しようかと思っても
何も…。

今 一番ハマってるのは植物ね。

植物っていうか あの… 植木。
植木? うん。

それを
こんな小さい時から買ってきて

それを育ててっていう風な
あれを ずっと…

鉢を買ってきて
一生懸命やってるんですよ。

あっ これ?
そうです そうです。

召し上がれるの?
ハーブティーとかなんかする場合に

ハーブやなんかも
作ったりしてますね。

キレイね。
でね 何が もう…

これをやってるかっていうと
このコロナで

お家を出る事が
ないじゃありませんか。

今までは… お水やりがね
大変なんですよ。

それで 出かける時は

「お願いしますね
お願いしますね」ってね。

それが 毎日 朝起きたら

もう ペットボトルを
パッと用意してあるんです。

それで 毎日
それをね あげるんですね。

それが楽しくて楽しくて…。
フフフフ…! なるほどね。

どのくらいの植物があるの?
えーっとね

10… 15種類ぐらいありますね
種類としては。 はい。

これは もう… ルピナスっていう
お花なんですけど…。

なんていうの?
ルピナス。

これは もう 3回目の…
咲きます。

最初は もっと
たくさん咲いてたんですけど

もう 最後に これが咲きましてね。
ええ。

じゃあ そういうのも楽しみね。
すごく楽しみなんですよ。

なるほどね。
でも 昔の生活から考えると

不思議でしょう?
不思議ですね。

でも 今まで当たり前だった事が

「当たり前って
こういう事なのかしら?」とかね

思い知らされる事が
たくさんあるんですね。

「それが できてたのかしら?
今まで」っていう風にね

ふっと思う事もあるんですね。
そうよね。

その当たり前の事ができる事が
幸せ。

まあね 今ね。
ええ 今。

でも お料理好きで
お料理なさるんだけど

なんか あの…
朝昼晩 食べる事ばっかり

考えちゃったりも
するんですって?

本当に こんなに
食というものに関してね

考えなきゃいけないかしら?
って思うぐらい。

まず 寝る時に 明日 起きたら…
明日 朝食は何にしよう?

昼食は何にしよう?
お夜食は何にしよう?

まず それ考えるんですね。

そう これが
冷蔵庫に入ってるから

これとこれをミックスして
これを なんとか…。

もう その事ばっかり
考えてるんですよ。

でも スーパーへいらっしゃると
10日分ぐらいのものを

まとめ買いするんだって?
もう 1週間から10日ぐらい。

最低1週間 買ってきて
それで 一生懸命やって

もう 10日… 最後の方は 全部…。

今まではね お買い物してきて
冷蔵庫に入れて

腐らせてしまった事が
すごく あるんですよ。

まず それが 大変もったいないし
お野菜やなんかも可哀想…。

葉物は 特に傷みますでしょう。
そうそう。

だから それをやめて

最後は キレイに
冷蔵庫がなるようにするように…。

最後は もう 全部…
創作料理じゃないけど

もう チャーハンね…
なんでも入れたチャーハン。

まとめたチャーハン。
それを作って

終わらせるっていうね。
なるほど。 キレイにするのね。

もう それが楽しくて…。
お一人なんだけど

おかずも 1つの大皿に
バッと入れたりしないで

1つ1つ 全部
ちゃんと入れるんですって?

そうなんです。
それが好きなんですね。

例えば…。
ちょっと見せて… 本当だ 本当だ。

これは朝食ですね。
ええ 本当だ。

シャケでしょ オクラ 納豆。

それから お豆腐と
ご飯 おみそ汁 のり。

それから 卵焼き。

それから 上に ちょっとあるのは
あの… 梅でしょ。

それから なんか
辛いものを ちょっと ご飯…

のりに巻いて食べるようにね。

だから
こういう事をするのが好き。

これはね お夜食で。
ステーキで…。

で お野菜は
ピーマン 玉ねぎ ニンジン

それから えーっと
ニンニク シイタケにスープと…。

パンはね 小さく切って

焼くんです。
ああ そう。

1つのね あれを4分の1に切って
耳を落として

それで オリーブオイルで
ちょっと焼いて。

で サラダとね
いただくんですけどね。

随分な量みたいだけど

やっぱり
体にいいものばっかりですものね。

でもね
意外と いただけるんですよね。

それで 今
あまりにもね 食べすぎるんで

太りすぎちゃいけないと思って
今 2食にしてるんです。

朝 まあ 早い時は
8時頃 いただくんですけど

それから お昼は もう ほんの…
ヨーグルトとか

例えば… 簡単なもので。

それで もう
4時半ぐらいに支度して

6時までには
いただくようにしてるんですね。

だから 結局 朝 しっかり食べて

また 夜 しっかり食べればね
3食 食べたと同じ…。

そうよね。
はい。

でも お皿洗ったりは
面倒じゃない?

もう 全然 面倒じゃない…。
それで 私はね

お食事して 終わったら もうね

大体 やりながら
片付けていく方なんですけども。

もう いただいて 食べ終わったら
すぐに洗って

もう すぐに拭いて
食器棚にしまって

キレイにしないと
済まないんですよ。

忙しいわね。
忙しいって…

人が見てるとね
忙しそうに見えるんですけど

自分が それが もう すごく
健康法の1つなんですよね。

ああ そうなの?

もう なんか やらないでいないと
ダメなんですよ。

そこに ずっと置いておくのなんか
イヤなのね。

イヤなんですよ。 だから もう…

それはね 宇野千代先生の影響も
あるんですけど

先生とお食事してると

本当に 先生はね
もっと早いですよ。

1つ食べ終わったら
もう… 1つのものを

すぐ 下げにいくんです。
それで

まだ 私たちいただいてるのにな
なんて思うんですけど

先生 行って それを まず 洗う…。

人生の先輩の宇野千代さんは

98歳で
お亡くなりになって。

明治30年生まれっていう。

でも 面白い方でしたね。
はい。 とても もうね…

淡々と
お話しなさるんですけれども

それがね とてもね
面白いんですよね。

間がいいんでしょうかね 何か…。

で 飾らないし 言葉を。

例えば 私なんかが
これを好きかなと持っていっても

見て 「食べない」。

ハハハ…! そう? そんななの?

「いらない」。
「いらない」?

秘書の方に 「下げて」って…。
フフフフ…!

気に入ったものを持っていくと
「ああー!」って もうね…

もう 体から 「ああー! おおー!」
って感じでね。

面白い。
すごいんですよ

そういうとこが
はっきりなさってて。

まあ ご一緒にいて 楽しいです。

そうでしょうね。
どういうところに憧れます?

やっぱりね あの… 私も

はっきりしてるのが
好きなんですね 性格的にも。

イヤなものはイヤ。
もう 気に入ったら気に入るって。

行動力が まず… 思い立ったら
すぐにやるっていうね。

先生も 全く…
思い立ったら すぐ行動に。

それから 時間厳守が すごく…
しっかりしてあって

きちっとなさってる…。
そうよね。

お出かけになる時は
「今日は9時に出かけますよ」って。

例えば 先生と一緒にね

別荘に ご一緒させて
いただいたりする時に

「はい 今日は ここへ行きますよ。
じゃあ 9時に出ますよ」

って言ったら 9時にポンッと
草履を履いてないとダメなぐらい。

すごいのね。 そう…。

素晴らしいですよね。
だから そういう風に

きちっと 決めた事を
はっきりとなさる。

しっかりとなさる。

どんな言葉を覚えてらっしゃる?
おっしゃった事で。

そうですね いろいろな事を
言っていただきましたけど

やっぱり あの…

やるようにね なるように

やりたい事は やればいいんだよ
っていうお話とか。

あの方は そうやって 生きて…。
そうですね。

ちょっと 貴重な
宇野千代さんの映像

『徹子の部屋』に
お出になったの…。

皆さんも 宇野千代さんって…
作家の方ですけどもね

ちょっと ご覧ください。
そうですか はい。

「小説家 和服のデザイナーで
いらっしゃいます

宇野千代さんです」

「こんにちは」
「こんにちは」

「ようこそ おいでくださいました」

「“もう 年の事は どんどん
言っちゃってちょうだい”って

おっしゃったんで」

「あの 84歳になってるのが
自慢なんです」

84歳の時ですか。

「何か 気を付けて
いらっしゃる事っていうのは

おありなんでしょうか?」
「あのね くよくよしないの」

「陰気は悪徳 陽気は美徳」

「ああ そう…」

「まあ よく 私は
失恋するんですけどもね

失恋してもね
ちょっと泣くけどもね

表へ… いい着物 着て
表へ出ちゃうの」

「表へ出るとね 男は
女の数と同じほどいますからね

すぐ いい人が見付かっちゃうの」
「ああ そう」

「そして 見付かったらね
“私 あなたが好きよ”って言うの」

「あら…! そうすると
どうなるんですか?」

「“好きよ”って言ったら
嫌がる人 ありませんね」

「あら…!」

すごいですよね。
すごい すごい。

とても似てるとこが
ありますけれども。

くよくよしないっていうとこは
本当に いいと思いますよね。

くよくよしない… はい。
「陽気は」…。

「美徳」って
おっしゃってましたね。

確かにね。 「陰気は悪徳」と
おっしゃいましたもんね。

でも 相当におかしい…
面白い方でしたね。

好きだと 「好きよ」って
言っちゃうんだってね。

そうですね。 そこが ちょっと
私と… 言える時もあるけど

なかなか 言い出せないところが
ありますね。

あの方 すぐ おっしゃるって
おっしゃいましたよね。

お電話でも
すぐ 連絡したりしますから。

そう? 「好きよ」って?
はい。

「会いたい」って おっしゃって。

相手の人がイヤだって言う事も
あるのかしら?

どうなんでしょうね?

そう。 どんな80歳に
なりたいですか? あなたは。

もう… 80ですからね。
そうか もう80?

80…。 だから 私は やっぱりね

もう この 毎日 自然体で

まず 生きていたい
っていう事ですね。

それと 自分が これはやりたい
あれもやりたいと思ったら

実行に移す。 まあ 今までも
そうなんですけども

それを ずっと
同じように保って

やれればいいなって 思いますね。

でも この頃 あなた

あんまり出歩けないんで
お取り寄せっていうのにも

初挑戦して
いらっしゃるそうですけど

どんなものを… お取り寄せって。
そうなんです。 よく 皆さんね

私… ほら パソコンで
いろんな事 やりますでしょ?

ああいうの
一切 やらないんですよ。

だから 電話でしか
できないものですからね。

あと 新聞に チラシとかなんか

入ってきますでしょ。
雑誌にもあります。

それから デパートから来た
カタログとか

そういうものを見てね

ああ 私は 結局
電話しかできないしと思って。

それを見て
注文してみようと思って

やり始めたんですよ。
そしたら 楽しくてね 結構。

面白いものがある?
面白いんですよ。

今日は 食料品の中で
これと これを

ちょっと チョイスして
これがいいかなと思ったりね。

この間は 明太子と
それから えっと…

ブリかなんかのと。
それ 全部 焼いてあるんですよ。

焼いて 煮付けてある…。
そうなの?

あるんです。 もう お料理が
全部 してあるんです。

ホタテだ。
ホタテのね。 それから

ホタテと数の子の
なんか あえたものとかね

そういうものを
注文してみたんですよ。

そしたらね
それが 結構 おいしいんですよ。

おいしいの?
はい。 もうね やはりね

朝 だから さっきの…
あそこの朝食のとこにね

のせておいたのを そういうのを
ちょんちょんちょんと置いてね

それを 少しずつね
いただくとかね。

それとかね…
コロナ禍で お友達と会う機会が

少なくなりましたでしょ。
だからといって 1人でね

じゃあ 飲んでるかっていったら
そうじゃないんですよ。

飲まなくなってしまった。
ああ そう? お酒も飲まない?

あんまり
飲まなくなってしまったんです。

だけど やっぱり ワインのね
ああいうのを見るとね

ああ これが飲みたいなとかね
思うと…。

だから この間も
それを注文したんですよ。

カタログで?
カタログで注文したんです。

そうしたら
いつになっても来ないんですよ。

そうしたら その期限が
何日から何日の間って

書いてあったんですけど
そんなの見ないんですよね。

大体1週間ぐらいで
もう来るもんだと思って。

1カ月近く 来ないんです。

それで どうしたのかしらと思って
電話したんですよ。

そしたら 「期限が ここから
販売になりますので」。

なるほど。 そのワインなんかはね。
そうなんです。

そういうのもあるんですね。
なるほど。

だから それを
取り寄せてはあります。

お鍋も買ったんですって?
どうして…! そうなんですよ。

お鍋 買うのが好きでね。 前のを
捨てればいいんですけどね

捨てないんですけどね…。
悪くなるものでもないしね

そんなには。
これが また 良くてね。

それで また 弱いんですよね。

これを買うと これだけのものが
付きますって おまけがね。

そうすると 計算するわけですよ。

そうすると 1つだけ買うと
この値段でしょ。

だけど これだけ買うと こうで
おまけが付くわけでしょ。

そう思うと
やっぱり 買った方が…

今 買った方がいいと思って。

このコロナ禍でね
お料理も いろいろするし。

だから 圧力鍋を買ったり

とても便利に使っております。
便利に使える?

なるほどね。
それから コロナ禍で

人付き合いにも変化が出てきた?

そうですね。
私 大好きだったゴルフを…。

お友達と… 女の人の…。
会があるんですね。

オトメ会とかいう…。
よく…! オトメ会っていうの

作ってたんですけど
もう このコロナ禍で

やはり 解散しましょうって。
なかなか お会いできないし。

もう 私自身が なんか

そういうとこに出ていくのが
怖くて。

意外と 自分がね
普段 強がりでいるのに

意外と臆病だって事が
わかりました。

私が どれだけ お誘いを受けても
「ごめんなさい ごめんなさい」。

「もし 私に何かあったらね
お仕事に差し障りが起きるんで

もう ごめんなさい」って
言ううちに もう

陽子さんがいなければとか
なんとかっていう事になって

「わかりました。 解散しましょう」。
フフフ…! すごいわね。

で 解散しました それは。
解散して あとは

じゃあ 好きな時にね
好きな方たちで

やりましょうって事で。
だから それから…

解散してから 皆さんと
一度もお会いしてないんですよ。

ああ そうなの。
だから もう 寂しくて寂しくて…。

だから もう これが明けたら…
いつか明けたら

会いましょうって事には
なってるんですけどね。

なんか マンションの
お隣のお部屋が空いたんで

そこも買ったりなんかして

なんか
ゲスト用にしたんですって?

お友達がね やっぱり あの…
熱海の温泉も

すごくいいものですから。
あなたがね うん。

だから
陽子さんのお家へ行ってね

温泉に入りたいっていう事で。

コロナ前の時は よく
お見えになってたんですけど。

それで 1つ空いたから
これが… と思って買ったら

コロナになってしまって

全然 誰も
お見えにならないわけですよ。

もったいなかったね。
でもね

気持ちがね…。
そうね。

そこにあるからと思えばね。
そう。 なんとなく こう

自分の中に…
心の中に ゆとりができるし

それと 私の大好きなお掃除が…。

そんなの好きなの?
大好きなの。

人がいなくてもね 毎日
朝 起きたら… 植木をあげたら

窓を開けに行って
風通しを良くして…。

その買ったお部屋のね。
はい。 いつでもね

どなたが見えてもいいようには
してあるんです。

すごい。
だから ワインも買って

置いてあるから いつでもね

お見えになったら飲めます
っていう風にね

そういう… 準備万端は
してるんですけどね。

うん 偉い。
昔から よく

隣の敷地とか 家は買った方がいい
とかっていう事を

聞いてましたんでね
まあ マンションでもね

お隣だから…
すぐだからいいと思って。

とっても気に入って。
じゃあ 今 お掃除はしてる?

もちろん! もう それが楽しい。

だから 一日がね
あっという間なんですよ

やる事が多くて。
じゃあ まあ いいわね それもね。

退屈する事は全くありません。

コロナ禍で
舞台が2本キャンセルになって。

去年2本。 今年 ようやく
おかげさまで できる事に…。

よかったですよね。
私も そうですよ。

はい。 本当に もう それだけが
本当に幸せを感じてます。

なんか 『夫婦漫才』
って言うんですって? それは。

今度 おやりになるのは。
はい。

大地真央さんとね 中村梅雀さんが
お出になって。

でも 舞台に出た時に
スッと立てるかどうか心配…?

もうね 丸3年
舞台に出ておりませんので。

あらら…。
だから とても心配ですね。

やっぱり 立ち居振る舞いが
それまでは もう すぐに立てる…。

年取った役ならね
まだ あれですけど

ある程度 パッと立てないと
いけませんでしょ。

だから お風呂 入った時にね…

まあ お風呂の中だから
軽いから あれなんですけども

でも 立ったり座ったり
立ったり座ったりして

一応 頑張って やってます。
練習してるの?

いつでも スッと立てるように?
立てるように。

ところがね
お着物 着ていればいいけど

ジーパンみたいなの はいて…
家に いますでしょ。

そうすると 立つ時に
しっかりしてるから

ヨロヨロっとなるわけですよね。
あっ これは…

前は ジーパンはいてたって
スッと立てたのにね

あっ これは大変…
気を付けなければと

やっぱり 自分で。
だから 今度 舞台に入ったら

もう ドキドキですよ。
第一 せりふも

言えるかしらと思ったりね。
それはそうですよね。

でも そうやって
立ったり座ったりとか

マンションの廊下も 人のいない時
スッスッと

なるたけ 歩いてみるんですって?
そうです。 今 もう…

今年 暑かったでしょ。 それで
コロナ禍で出られませんから

マンションの中を…
4階建てですけども

それを 1階から上まで…。
普段も エレベーターは

全然乗らないんです。
本当? すごい。

階段です。
それで 1階から4階までを

階段から ずっと歩きます。
すごい。

まあ 少なくて3000歩。
その中だけで5000歩。

まあ 外に行けば
1万歩近く歩くんですけども。

すごいわね。 じゃあ 頑張ってる。
頑張ってます。

表へ出られない時は 3000歩…。
そうです そうです。

雨が降った日とかね
すごい。

そういう風にして。
でも 今 現在は もう

仕事に飢えてる
っていう感じなんですって?

もう 仕事に飢えてるから
このお話も…

徹子さんのお部屋の
このお話がきた時は

どんなにうれしかったか。
本当? よかった!

もうね 飛び上がりました。

うわー! ありがとう!
っていう感じで。

本当。 よかったわね。 でも 本当に
仕事がないっていうのは

私たちにとってはね…。
つらいです。

つらいですよね。
もう いかに仕事がないって

本当 苦しいかって事が
よくわかりました。

もう だから 今は
どんなお仕事でもやりたいです。

どんな役でもいいと思って?
どんな役でもやりたいです。

でも 例えば どんな役って…
どんな役やってみたい?

いや もう もし こういう役は…

普段 おやりにならないでしょうね
っていうようなね。

悪役もそうですけど なんか
普通の 街歩いてる おばさん。

その人が 何か
しでかしてしまったとかさ

そういうような役をね …とか
なんでも やってみたいですね。

でも
面白いかもしれないですよね。

こういう時じゃないとね
やれないものね。

まあ お元気で そうやって
いらっしゃるんだったら

一番いいわね。
はい。 もう とにかく

健康でいたいです。
そうですよ 一番ね。

なんでも おやりになれると…。
はい ありがとうございます。

どうも 本当に 今日は
ありがとうございました。

キレイにしてきていただいて
どうも。

『徹子の部屋』は

Source: https://dnptxt.com/

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